「頑張った・・・」はよくウソをつきます。
頑張っているのに報われないことなんて、たくさんあります。
だけど、「頑張った・・・」が「実力」に変わると、
「頑張った…」は報われてきます。
「頑張った…」はウソをつきますが、
「実力・・・」はウソをつきません。
僕はバドミントンクリニックをしますが、その時は「もともと持っているその子の実力」まで戻します。スランプになっている子は、何かが崩れています。心・技・体どこかのバランスが崩れています。
それは、バドミントン以外かもしれません。
①どこが崩れているのかを探す。
②原因を探す。
③心・技・体のケア。
④もともと持っているその子の実力まで戻してあげる。
⑤自信と安心感を持たせる。
⑥実力が充実する。
⑦心・技・体自分で出来るメニューのアドバイス。
選手は、調子が悪いことは分かっています。しかし、どうしていいかはわかりません。ここで役に立つのは、こっちの頑張って何とかしてあげよう。ではなく、原因を探してあげられるこちら側の「実力」です。
監督・コーチ・保護者も選手の実力が上がってくると、「実力という引き出し」を増やさなくてはなりません。
正直、小学生だけでなく、指導する人は大変だと思います。バドミントンの基礎は同じです。しかし、それ以外の所で、10人いたら10通りの育て方・指導の伝え方があります。
基本・基礎の練習方法は同じでも、それを実力として身に付ける過程がみんな違います。
正直、僕も自信を無くすこともたくさんあります。
しかし、そういう出逢いも、僕の引き出しを増やしてくれます。
まあそういう出逢いの方が多いですが(笑)
ここがポイント・・・
「頑張った・・・」はウソをつきますが、
「実力・・・」はウソをつきません。
勝っていけばいくほど、実力もアプしていかなくてはいけません。
「頑張った・・・」→「実力・・・」になるように選手も含めつけたいものですね。
田中 信雄