今日の練習は、基礎打ちからしっかり打てていました。
来週試合のあるダブルスは、大分形になってきました。
正直、ミスをせず、安定感のあるゲーム運びをしてくれると、強い子たちです。
今日も、お互いを生かしたゲームをしたときは、相手をしながら、勝てる気がしませんでした。しかし、自分のやりたいプレーをしたときには、ダブルスではなく、シングルスになるので、相手をしていて、負ける気がしませんでした。
この二人は、クラブを始めた時から組んで試合に出したいと思っていました。
２人がいい具合に力を発揮できれば、かなり強くなると分かっていたからです。
実際、二人が協力して本気で勝ちに行くと腹を決めたら、県上位に入ってもいいくらいの能力とセンス、才能は持っています。しかし、ここがバドミントンの難しい所、本気で勝ちたいかどうかという所です。
僕はこのダブルスの可能性を信じているのですが、本人たちが信じてくれるかが今の壁です。
正直、本気でやれば成果は必ず出ます。
県大会、正直みんなジュニア上がり、中学生上がりです。ここに高校初めの子たちが入ってくると、とてもやりがいがあります。
この子たちに指導できるのは大会でいえば、今回と次回の二回までです。長くて１０ヶ月。３００日です。練習でいうと、たったの８０回くらいです。時間でいえば、２００時間です。
この２００時間で悔いのない指導ができればいいと思います。２４時間で考えたら８日分です。
２０年分の僕のバドミントンをこの子たちに渡せたら、それでいいかなっと思います。
頑張る子には結果をどうしても体験してもらいたいです。その結果が人生の糧となり、自信が助けになると分かっているからです。
僕もおっちゃんになったと思います。
夢と現実を押し付けています。
だけど、教え子はひいきします。
教えている子にしか正直、興味はありません。
どの試合でもいいです。
教えといる子が成果を出してくれさえすれば、バドミントンはもういいかなって思います。
誰が最後の教え子になるかは分かりませんが、一回一回、真剣に、大切にして、教えられたらいいかなって思います。
田中 信雄
