高校生練習・・・3時間30分
- 基礎打ち30分
- ノック ダブルスアタック50本✖6本 コート右・左・センター
- パターン練習
- ダブルス2ゲーム
- シングルス4ゲーム
- ダブルス1ゲーム
試合まで時間も少ないので、ゲーム中心の練習のしました。
田中信雄
高校生練習・・・3時間30分
試合まで時間も少ないので、ゲーム中心の練習のしました。
田中信雄
ヒッティングパートナー
僕の指導方法は、ヒッティングパートナーです。
しかも、試合展開、試合内容、得点に至るまでを、コントロールすることです。
例えば、スマッシュを打っていく。
ライン5㎝アウトにしていく。
クリアーを打つ。
ライン3㎝アウトにしていく。
サービスを打つ。
ラインギリギリアウトにしていく。
29対30のゲームをする。
ラブゲームにする。
10点差から逆転する。
いろいろな試合展開の中で、得点をコントロールし、生徒に自信をつけさせる。
接戦の試合展開は、生徒を強くさせます。
だけど、負けてはいけません。
こういう練習を繰り返していくと、強くなります。
強くなるとガチで接戦になったり、負けたりします。
ノックやパターン練習も、足りない所、本人が足りていないと感じている所を練習させると、グッと伸びます。
ショットもどんどん見せます。
同じ展開を何度も選択します。
そして出来るようになったら、次にさせたい展開へ持って行きます。
試合展開も、格下に対しても試合展開、格上、同等への試合展開など、いかに点を取られないゲームをしていくかも要求します。
コートの中では、冷静かつ、勝負にこだわる。
コートの外では、紳士である。
本当に上手い子は、インもアウトもねらって打てます。
そういう子が、上級生にいたり、コーチでいると、チームはどんどん強くなります。
といっても、現役選手には、ガチのヒッティングパートナーをしてもらう方がいいです。
そして、そこについて来ようとする子たちがたくさんいると、楽しい練習になります。
初心者は、1歩半動けば取れるポイントに、リターンしていくと、動いてくれます。
2歩3歩は、諦めます。
上級者は、どんなポイントでも諦めません。
ここまでなってくれれば、練習の幅も広がります。
田中信雄
今のやりたい・・・(^◇^)
目も前で見たプレー。
見の前で見たショット。
「あれ、やりたい(^◇^)」と思った瞬間、
君はバドミントンが上手くなります。
今のやりたい(^◇^)
あれ、やりたい(^◇^)
そう思って、真似をしてみる。
君はさらにバドミントンが上手くなります。
そして、出来るようになった時、
君はバドミントンが上手くなっています。
田中信雄
強さ・・・
中・高のクラブで、全国トップクラスの選手、県チャンピオンがいるということは、あり得ると思います。
そういう選手は、部活練習も誰よりもきっちりやり、プラスで、クラブ外練習もしています。
ジュニアでも同じで、全体練習、強化練習、個人練習と、あると思います。
全国で勝っている選手を見てみると、お父さんやお母さんが頑張って、クラブ練習+スポーツセンターなどでの個人利用で、毎日シャトルを打っている光景を見ます。
こういう子は、例え15分でも、30分でもシャトルを大事に打ち、時間を大事にしています。
バドミントンは個人スポーツ・・・
バドミントンは個人スポーツです。シングルスであれば、自分の練習次第で、強くなることができます。
部活とく勝つ外練習の使い分けをどうするか。
部活は仲間作りも含まれます。
強くなるためには・・・
等があります。
部活の時間、シャトルが打てない、シャトルを打つ相手がいない場面も、部勝ちによってはあるかもしれません。
下級生なら、シャトルを打つことよりも、身体作りの時間に使う。
上級生なら、下級生の指導、自分の練習に使う。
部活で、全体のレベルが上がると、練習が充実してきます。
強くなるために、強い部活を選ぶ。という選手も多くいます。
バドミントンが出来る環境に身を置くことは、賛成です。
もう一つは、生活環境を重視した場合は、維持、強化できる環境を自分で作っていくことが望まれます。
どちらにしても、強い子はどこに居て、どんな環境で練習しても、自分がしっかりしているので、強くなります。
ジュニアなら・・・クラブ練習、強化練習、個人練習で週3日~4日。
中・高生なら・・・クラブ練習、クラブ外練習で週5日~6日。
練習していけるといいと思います。
実際、全国選手の指導をしていた時、クリニックとして、月1回指導の子もいれば、週1回指導の子もいました。
他の日は、自分のクラブで練習していました。
それでも、次教える時は、課題をこなし、きっちりレベルアップしてきていました。
田中信雄
君へ届け・・・ パパと私のバドミントン日記
練習は疲れるもの。
疲れない練習は楽しくないでしょう。
そこに「今日もやりきった感」が入ると、最高。
出来なかったと、落ち込むことも、たくさんあるけれど、
数か月後の自分が、「強くなった、上手くなった、勝てた」と実感出来たら、
「練習ってやっぱりウソつかんね」って感じます。
その日の練習が、その日に出来ちゃうこともあるけれど、
繰り返し練習して、極端に言えば、
「ライン上に落とせる」とか、「目をつむってでもサービスが出来る」まで極めないと、やっぱり最高のパフォーマンスは出来ないんです。
そこまで練習してくれると、全国で活躍することも、
そんなに難しくないんです。
一番は、「バドミントンが誰よりも大好き」「世界で一番大好き」って思う子が、
瞳輝かせて、練習するから、さらに上手くなり、さらに強くなります。
君はバドミントン好きですか?
君は練習好きですか?
勝っていく自分を想像してください。
今、足りない事を考えてみてください。
フットワークを速くするためには、ステップスピードを上げる。
その為には、走り込みも必要です。
そう考えてくれるようになるのは、まだ先のお話し。
小学生のうちは、たくさんシャトルを打って、たくさん笑顔でバドミントンして、
たくさん楽しめばいいと思います。
パパと私のバドミントン日記より
田中信雄
練習したくない心理・・・
バドミントンが大好きってわけではなかったら、
練習したくない心理になるかもしれません。
僕はバドミントン大好きだけど、「今日はラケット持ちたくないな」という日は、当然あります。
逆に、「どうしてもラケット持ちたいな」という日もあります。
僕は、バドミントンを楽しみたいと思います。
そう思って、バドミントンをしています。
だから、本当はもっと生徒みんなと打ってあげないといけないんです。
それが出来ていないと、自分の中でピリピリします。
もっと生徒みんなと打てる時間を作らないといけませんね。
田中信雄