練習で補えるものとそうでないもの・・・
100メートル走10秒切ることは、練習すれば誰でもできるわけではありません。
野球で150キロ出すことも、同じだと思います。
練習してなんとかなるレベルと、生まれ持ったものが必要なものと、
あると思います。
これはやってみないと分からないこともあれば、分かることもあります。
例えば体感、体幹も遊びの中で、自然に作られたものと、
練習で作ったものがあります。
僕は、公園トレーニング推奨派なので、
遊びの中で自然に作られたものが好きですが、
どちらがいいかは分かりません。
跳ぶ、跳ねる、止まる、投げる、捕る、打つなど、
つま先,かかと、膝、腰、肘、肩、首、頭などのバランス、
下半身と上半身のバランス、
どちらの大切だと思います。
もちろん、小さな筋肉も、大きな筋肉も大切です。
ぱっと出る1歩のための1歩と、
10歩出るための1歩とは違います。
チャンスに対する1歩と、ラリーに対する1歩も違います。
そのスピードの変化も、テンポも、リズムも、変えられる、
ギアチェンジできる選手が、上で勝てます。
例えが、100メートル走、何秒という結果もいります。
では、10秒で何メートル走れるのかという結果もいります。
100メートル12秒なら、Xメートルで10秒が出ます。
数字上ではなく、実際にしてみるといいです。
そうすると、2秒足りないのと、何メートル足りないのかが出ます。
そして、100メートル走を10秒切れるかどうかも現実的に分かります。
ばどみんとんも同じです。
自分がショットを打って、リターンまでの距離と時間、
そこに到達するために距離と時間、
これを計算すれば、ショットの落下点とコース、距離と時間が、
相手の届かないポイントになれば、リターンされません。
後ろからスマッシュを打った。
相手が前にリターンした。
そこまでの秒数が対応できない速さなら、取ることは出来ません。
ともう一つ、届いているのに、リターンミスするものもあります。
それは、パワーだったり、スピードが速かったりするものです。
まだあります。
それはリターンコースです。
ネットぎりぎりを狙う、ラインギリギリを狙う。
そしてミスしてしまう。
相手に点を与えるものは、この3つです。
①リターン出来ないコース。
②リターン出来ないショット、スピード、コース。
③自分のミス。
①②は、練習してなんとかならないものかもしれません。
③は、練習で何とかなることです。
いろいろ考え、いろいろやってみて、練習していくといいと思います。
そうしていくことで、自分のプレースタイルが決まると思います。
田中信雄 入力H