何打っても・・・
「何打っても、返ってくるんだよ。」
そんな相手と試合をしたことは、試合に出たり、格上と試合すると、
出会うこと、あると思います。
出会ったとき、あなたはどうしますか?
才能のせいにしますか?
環境のせいにしますか?
それとも、そこを目指しますか?
予想と死角・・・
人間は、予想やイメージをして、動くことが多いです。
予想、予測、イメージ→目で見る→体を動かせる。
その予想、予測、イメージにないこと、合ったとしても、
死角のポイントには、対応ができません。
スピード、高低差についていけないものがあります。
逆に言うと、予想、予測、イメージが広く、
スピード、高低差に対応できれば、
返せないシャトルはないということです。
相手よりも上回っていれば、「何打っても返ってくる」になります。
ということは、練習で磨くことは見えてきます。
中・高校生でどんな練習をすれば上手くなるのか分からない人は、
- ストレッチで可動域を広げる。
- ランニングで体力アップ。
- ダッシュ系、ステップ系でスピード強化。
- 筋トレで、筋力アップ。
- 素振りで、フォームを固める。
- フットワークで、ラケットワーク、ステップワークを生かす。
- 基礎打ちを全てマスターする。
- 試合のためのパターン練習、ノック練習。
- 試合になれるためのゲーム練習。
- 対外試合、本試合で力を試す。
- 各練習ごとの反省と分析、評価。
中、高校生は、身体が出来てくるので、小学生に比べで、
トレーニングの幅も広がります。
小学生は、テクニックやつなぎが中心になりますが、
中・高校生は、体力、筋力、スピード、パワーの強化が出来るようになります。
そして、時間の有効に使うこともできるので、
小学生よりも少ない時間で、集中して上達できるようになります。
小学生は、1時間の練習を2時間かけて練習するのに対して、
中、高校生の理解力、集中力で、1時間の練習を1時間で出来るようになります。
行動や理解力のスピードも上がります。
ただ、テクニックや技術系で言えば、小学生の方が上です。
その練習は、していかなければなりません。
要は、効率よく練習していくことが重要です。
小学生6年、中学生3年、高校3年の子に、
中学生3年、高校生3年、
高校生3年、で勝つためには、心・技・体の「技」だけが足りていないんです。
精神力も体力も、バドミントン歴で差は出ません。
それまでのスポーツ歴で差が出ます。
なので、精神力と体力は勝っているかもしれません。
ということは、「技術力」だけが負けています。
負けていない部分の練習は、同じでもいいんです。
技術練習が同じだと勝つことは出来ません。
技術も、経験者と一緒に練習できると、効率化短縮にもなります。
要は、行動、理解力のスピードと集中力です。
田中信雄 入力H