田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

僕の「やる気スイッチ」・・・

びっくり・・・

先日の練習の終わりに、5年生の女の子たちが、「もっと練習日を増やしたい、合宿したい、もっとバドミントンが上手くなりたい」と言ってきました。

「びっくり」してしまいました。

今段階では、本人たちも試合に出るとかはありません。週1回の練習です。その中で、「上手くなりたいのかな?」と感じる時もあります。しかし、「この頃、頑張っているな」と思ってはいましたが、まさかそんな風に思っていたとは思いませんでした。

とてもうれしい「びっくり」でした。

僕の「芯」は、バドミントンを続けてくれたら、「もっと上手くなりたい」と思わせてあげることです。
「バドミントンに向く、向かない」はあるかもしれません。
どのスポーツも同じです。
では、バドミントンは向いていないと誰が見ても分かる子が「バドミントン大好き」と言ってきたとします。練習も頑張っているとします。

僕の「やる気スイッチ」はココ・・・

「あの子は勝てない」
「あの子は向いていない」
「うちの子は下手」
「うちの子は上手くなれない」
「うちの生徒はダメだ」
「うちの生徒は勝てない」
なんて言葉が、僕の「やる気スイッチ」です。

そして、生徒の「上手くなりたい」「下手だけど勝ちたい」「勝たせてください」なども、僕の「やる気スイッチ」です。

ひねくれているでしょう。もっと楽な指導はあると思います。
選手を選べばいいと思います。
それでも「みんなを上手くしたい」「頑張る子を何とかしたい」「諦めない子を勝たせてやりたい」と思うのは、僕の指導者としての「芯」です。

ここに共感は求めません。
ここに共感するタイプは、先生向きで、指導者向きではないと思います。
指導者は、選手を選びたがります。
先生は、生徒を選びません。

週一、全体練習は「先生」。
週一、全体練習は「みんなに合わせた練習」。
強化練習は「指導者」。
強化練習は「僕に合わせた練習」。

田中信雄