出来ることを、ずっとやっていく練習も大切です。
出来ないことに、チャレンジする練習も大切です。
10回中、10回できて当たり前の練習が、8回や9回だと、少し落ち込みます。
10回中、1回も出来ない練習が、1回2回3回と出来るようになったら、嬉しいです。
「基礎」プラス「応用」プラス「復習」
「基礎」を中心に、「応用と復習」を混ぜていくことが、実はものすごく大切なんです。
試合に出たことのある子は、分かると思いますが、
試合でのバロメーターに、多くの人が「得点」をベースに考えます。
前は何点だった、今回は何点だった。それに勝った、負けたがはいります。
選手なら当然、これでもいいと思います。
しかし教える方は違います。
「勝った、負けた、何点だった」という所をベースにはしないと思います。
そういう所わ見るのではなく、実質得点を見て、得点を計算します。
相手のミスでもらった得点は、次の試合で、必ず取れる得点とは限りません。
自分のミラクルショットも、次の試合で必ず決まるとは限りません。
そういう得点をなしにして考え、実質、何対何の試合だったのかを見てみると、
次の試合までに、どんな練習をしていけばいいのか、出てきます。
「基礎」プラス「応用」プラス「復習」
試合に向けても練習、試合と試合間での練習、
練習のための練習ではなく、試合のための練習をしていくと、
練習は意味を持ちます。
問題は、どの試合で最高のパフォーマンスを見せるかです。
どの試合に標準を合わせて、身体と心を作っていくかです。
簡単に言うと、全国につながる試合に、標準を合わせていけばいいのです。
初心者の子なら、年に1試合か2試合を考えて練習していけばいいのです。
「基礎」プラス「応用」プラス「復習」
さあ今日はどんな練習をしましょうか?
自分のやりたい練習、やってみたい練習、確かめの練習、
昨日よりも、今日。
バドミントンをもっと楽しむために、
今日も練習しよう。
田中信雄