田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

プラスオーラ・・・

試合から見る反省・・・

難しいショットの強化よりも、簡単なショットの安定。
基礎ショットの安定の上に応用ショットがあります。
しかし、基礎ショットが出来なくても、応用ショットは出来ます。
選手はついつい応用ショット、難しいショットの強化をしたがります。

基礎ショットをミスしないことが安定した試合につながります。
団体では、安心して見られる試合につながります。
難しいショットが出来ても、基礎ショットでミスをしてしまうと、接戦になったり、負けてしまう試合もあります。

これは、ジュニア世代から、トップまで言えると思います。
上位に行ける選手は、安定した基礎ショットの上に応用ショット、難しいショットがあります。

上位に行けない選手は、安定したショットが安定していません。
もしくは、安定した基礎ショットしかありません。

練習とは・・・

狙ったポイントに、正確な入り方、正確な打ち方、正確な軌道、正確なスピード、正確な高低差で、シャトルをポイントへと持っていくことです。
これは、攻撃、つなぎ、しのぐ、逃げる、守る、土もプレーでも同じです。
試合の局面でプレーは変わります。その変わるプレーに対応するために、練習します。

試合では・・・

相手、試合会場、気温、ライト、環境など様々に違います。その中で試合するとき、普段と違う条件の中で試合しなければならない場面で、やらなくてはいけません。
その条件に合わせて試合するしかない。それが試合です。

練習で、試合条件の変化に対応できる対応も練習しておく・・・

やりやすい体育館、やりにくい体育館はあります。しかし、それを言い訳にしていまうと、試合上位選手はころころ変わってしまいます。
試合順位選手がころころ変わらないのは、上位選手は、試合での環境対応も練習し、対応しているのです。

勝たなくてはならない、勝てたらいい、勝ちたい・・・

プレッシャーがかかる選手ほど、試合はしんどいものです。
勝つ事が当たり前、期待、使命、このプレッシャーは、勝てない選手の何百倍も強いと思います。

実際、指導していて、勝たなくてはならない選手がいる時には、プレッシャーもかかり方は半端ないです。逆に、勝ててらいい、勝ちたい場合は、上しか見なくていいので気が楽です。

追われるときは、下から来る分からない重圧があります。どれだけ練習すれば逃げ切れるか未知です。追う方は上が見えています。分析が出来、勝つための練習方法があります。目標、目的があります。

どれだけ練習すれば安心できるか?の中でのプレッシャー。見えている相手を追う練習。どちらも大変ですが、逃げるよりも、追う方が簡単です。

同じ頑張るなら1番を目指してみる。
言い訳を言えるのは、自分は弱いですと認めること。
これだけしか頑張れませんでしたと認めることです。
まだまだできると思っているかもしれませんが、
言い訳をした時点で、それが限界です。
その時点での君の限界です。

自ら限界を認めますか?今の自分を諦めますか?
「そんなの楽しくない・・・」と思いませんか?

マイナスの言葉は、進化する自分を止めます。
プラスの言葉は、進化を促進します。

言葉だけではダメですが、言葉くらいは、気持ちくらいは、
前向きでいる。

精一杯の練習、精一杯の気持ち、精一杯の言葉。
自分はまだまだできる。
プラスオーラは、必ず人を進化させます。

田中信雄