田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

どっちでもいい・・・

どっちでもいい・・・

「どっちでもいい・・・」って、どっちだろう?
僕は「勝ちたい、勝たせたい」
生徒は「どっちでもいい」
この「どっちでもいい・・・」も気持ちの意味が分かりません。

僕も「どっちでもいい・・・」という言葉は使います。
このときの僕の気持ちは「あなたに任せます」です。

生徒の「どっちでもいい・・・」はどうなんだろう?と思います。
そもそも、「勝ちたい?」の答えが「どっちでもいい」と言われると、僕は「練習する意味ってあるの?」と思ってしまいます。

どうせなら「先生に一任します、任せます」と言われた方がやりやすい。

どっちでもいい・・・という答えに、戸惑ってしまう。
逆に「勝ちたい?」と聞いて、「はい」と力強く答える子もいる。

20数年指導してきて、僕の出した答えは、
「頑張りたい、頑張っている、勝ちたい」など前向きに取り組む子が「損」をしてはいけないとというものです。
「頑張っている子が得をする」という指導方針です。
全体練習では、「ここまで頑張ろう」と一律で練習させます。
その後は、生徒自身がやるかどうかを決めればいいと思っています。

僕が決めた練習までは、みんな頑張る。
その後の時間は、それぞれが頑張る。

その中で、差が出来ることは、僕はいいことだと思います。
というと、みんな差が出来ないように、頑張るのが不思議です。

「やりなさい」というと、やらない子もいるのに、
「これ以上はやらなくてもいいよ、任せるよ」というとやり始めます。

なんかとっても面白いですね。

田中信雄