試合に向かて頑張るものだ・・・
というのは、すべてではないのかもしれません。
「頑張らないで結果を求めない」
という考えを持つ子もいる。
二択の質問に、
「勝ちたい？勝ちたくない？」
「練習する？練習しない？」
「頑張ってみる？頑張ってみない？」
その答えが決まって、
「どっちでもいい・・・」「分からない・・・」
僕の聞き方が悪いのだろうか？
最近は、こういう子が多いのかもしれません。
「頑張らない方がいい、負けるのなら」
「勝てるのなら、頑張らなくてもいい」
僕は頑張っても、頑張らなくてもいいと思う。
その子自身、その保護者が決めればいいと思います。
だけど、「頑張る子が得をする」これだけは譲れない。
「頑張る子のジャマをしない」これも譲れません。
全体練習では、バドミントンを楽しむ。
それぞれの考えで、バドミントンを楽しむことでいいと思います。
強化練習は、きっとそれだけじゃないと思います。
楽しむって何だろう・・・
最高のプレー、思ったショット、イメージの現実化、やりたいバドミントンをずっと出来ることが、楽しいバドミントンなのかな、と思います。
その為の練習は、辛いかも知れません。上手く行かないかもしれません。だけど、思ったバドミントンが試合で出来る喜び、嬉しさを知っている人は、その楽しさにワクワクするために、練習を頑張れるんだと思います。
頑張って練習するのではなく、ワクワクしたいから頑張れるのだと思います。
だから、「今日も頑張ろう」ではなく、「今日もワクワクしよう」でいいと思います。その先にたまたま頑張る時間があるだけです。
練習の全てを頑張るなんて、全然楽しくないと思います。
やりたいバドミントン、なりたい自分があれば、楽しい時間の方が多いはずです。
「今日もワクワクしよう」
田中信雄
