田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

合宿・・・2019

合宿・・・

今回の合宿は、子どもたちの笑顔がたくさん見られました。
逆にコーチ陣の笑顔はどうだったのかは、分かりません(笑)

練習は、指導者と選手の笑顔が反比例することはよくあります。
反比例しにくい子は、楽しくない顔です。
これは結構、比例します。

バドミントンは、いい雰囲気、いい気分で練習する者勝ちだと思います。
自分なりの目標、目的、ライバルなどが明確な場合も頑張れます。

今回は指導者主体のさせる練習ではなく、選手主体の考える、感じる、やりたい、やってみたいを主にしました。

これは指導者にとっては、引き出しがたくさん要ります。
選手が教えてほしい練習を教え、上手くなったと実感させるためには、教える実力が必要になります。

僕はこういう練習が大好きです。
選手が決めた練習は、出来るまで諦めません。
やらされる練習は、絶対的な信頼関係があってこその練習になります。

指導者主体の練習は簡単です。
選手がやりたい、やってみたい練習を主体にすると、指導者の力量が分かります。

もう一つは、チームを創ることです。
上級生が見本になり、引っ張っていく。
上級生が見本になり、見守ってあげる。
そういう練習が僕は好きなんです。

二日目の朝、今回のメイン二人で1時間前に体育館に入り、シャトルを打ちました。
集合30分前から子どもたちが体育館に入り始めました。
僕らは、最大限に楽しみながら、真剣な姿で、誰にも話しかけられることなく、ひたすらバドミントンの練習ってこういうものなんだよね。という雰囲気で打っていました。
自分たちが伝えたいバドミントンの練習雰囲気を見せてみました。

それを見て、自分の練習に取り入れる子もいましたし、そういう雰囲気で練習する子もいました。

言葉で伝えることも大切です。
見せて伝えることも大切です。
ものすごく楽しそうに打つ姿を見せるのも大切です。

感覚や雰囲気、意識やワクワク感、楽しくて仕方がない、バドミントンが大好きで仕方がない、そういうものって、なかなか言葉では伝えられません。
感じてもらうものです。

だから僕は、コーチ陣にもノックを上げます。
実際にやってもらって、感じてもらって、伝えられることってたくさんあります。

この雰囲気、この感覚、こんな感じで教えてほしいを伝えます。
同じノックでも、淡々とあげるノックと、その子を上手くしてやりたい、勝たせてやりたいというノックとでは、全然違います。

「愛」「想い」「心」がこもっているシャトルをたくさん打たせると、たくさん打つ練習をすると、必ず上手くなります。

今回も子どもたちの笑顔をたくさん見ました。
良い合宿かそうでない合宿かは、指導者ではなく、子どもがどうだったかで決まります。

疲れたけど、楽しかった、また来たい。と笑顔と言葉がたくさんあることが、答えだと思います。

田中信雄