僕がバドミントンをしているので、しょうまくんもバドミントンをしています。
今は週1の練習です。
この前、練習前に「今日練習あるよね?」と言ってきました。「あるよ」と言いました。「今日は疲れている」「今日は乗り気じゃない」など、言ってきたので「行くか行かないかはしょうまが決めたらいいよ」と言いました。
結局行き、いつも以上にたくさんいいショットが打て、どや顔のまま、当番の最後のあいさつもいつも通り大きな声できちっとしました。
帰りの車では「バドミントン楽しいね」とどや顔で言っていました。
バドミントンは大好き、だけど気の乗らない日もあります。友達と遊びたい気持ちもあります。
考えたら、僕のそうでした。
習い事に行きたくない日もありました。
行ったら楽しいんですがね(笑)
始めたのは強制です。練習に行くか行かないかは自主性です。
先日の練習は、コーチ相手に3点ゲームをしました。3点なのでたくさんコートにはいり、思っていた以上にみんな上手くなっていました。
時々ネットインやネットショットで点が取れると、子どもたちはどの子も大喜びでした。
そうやってみんな自信をつけていきます。
強くなりたい子には、少しくらい厳しくしてもついてきます。
まだまだそれが出来ていない子には、褒めて,のせて、自信を持たせて、頑張らせることが必要です。
考えたら、大人の僕らでも、練習中に厳しくされるばかりだと、やる気がなくなります。上手くなりたいけど、頑張れません。
子どもも同じです。
「強くなりたい」「勝ちたい」と思うまで、待つしかありません。導いてやるしかありません。その代わり、「強くなりたい」「勝ちたい」思ったら、どんどん頑張ってくれます。
指導は忍耐、そして我慢です。
だけど、こっちが頑張っていれば、響く子には響きます。
鐘の音と同じです。
鐘を叩いてやらないと届きません。
届くまで意地を見せる。
僕のプライドです。
それでも届かなかったら、諦めます。
いや、諦めません。
これが僕の甘さです。
まあこの甘さでバドミントンを続けてこれる子もいるので、
甘さも必要です。
限界ラインを超えるまではね。
時々、僕の限界ラインを知らずに超えてしまう子がいます。
気を付けましょう(笑)
田中信雄