田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

シャトルをイメージ

頑張るを少し変えてみる・・・

僕の教え子は、部活にクラブチームにと、とても頑張っています。
練習量だけ見ると多いと思います。
だけど、なかなか上手く自信が付きません。

基礎打ち、ノック、パターン練習、ゲームを見ていると、成長しています。とてもいいショットを打ってきます。

しかし、自信に繋がらない。だから、勝負際が弱い。
僕の練習は自信がつくまで、同じ練習をします。
出来ている実感を感じ、試合で出来るようにします。
いつもは3か月で自信を持ち、半年で結果を出し、1年で強くなります。

今回は強敵です。それは、自信を持ち、自信を崩されたのかもしれません。

僕は昔、夏休み100時間、100ゲームの練習をさせました。もちろん自主参加です。20人くらい参加、全員こなしました。

県内最下位の子たちが、県内トップと戦えるようになりました。
そこには達成感と自信が身についたからです。

自信は、実力を2倍にも3倍にもしてくれます。
しかし、その逆もあります。
自信がないと、実力の半分の出せません。
自信=メンタルは、実力を変化させます。
そして、ケガや痛みも実力を低下させます。

僕がフットワークが嫌いな理由・・・

僕はフットワークは6割から8割で十分だと思います。
その分、ノックやパターン練習、試合は8割から10割で練習するべきだと思います。
フットワークを100%で継続すると、ケガにつながります。間違った反復運動も伸び率のジャマになります。

僕の場合、手投げノック・ノックで正しい反復運動をさせます。
その後、正しい動きでフットワークを混ぜます。

①ステップワーク、ラケットワーク、メンタルワーク
②手投げノック、ノック、メンタルワーク
③フットワーク、メンタルワーク
④パターン練習、メンタルワーク
⑤ゲーム、メンタルワーク
⑥試合、メンタルワーク

どんなにきつい練習をさせても、実態にシャトルをイメージできていなければ、その練習は意味がありません。
逆に、少ない練習でも、実際にシャトルをイメージしていれば、その練習は意味があります。

強い子は、実際にシャトルをイメージして、きつい練習をするから、効果が出ます。
まずは、シャトルをイメージするところから始めよう。

誤解があってはあれなので・・・

ここがポイント・・・

シャトルがイメージできていないフットワークはやらない方がいい。
しかし、シャトルがイメージできているフットワークは最高に良い練習です。

シャトルをイメージできていますか?
正しい動きでフットワーク出来ていますか?
バドミントンはラケットでシャトルを打つ遊びであり、競技です。
シャトルを打てないと楽しくありません。

何のためにバドミントンしているの?
何故、バドミントンを続けているの?
そりゃ、楽しいからでしょう。

田中 信雄