君が勝ったら、嬉しいに決まっている。
君が負けてら、悔しいに決まっている。
僕は君の親ではないけれど、君の先生です。
大事に思っているし、大切に思っている。
バドミントンで出逢ったけど、出逢ったその先は、
バドミントンをしても、しなくても、
君という人を、僕は応援しています。
バドミントンをしている君を応援しているのではなく、
君という人を応援しています。
正直、なんだっていいんです。
君が頑張れること、君が自分で決めて頑張れること、
それを見つけて、頑張っている君でいてくれれば、
それでいいんです。
手の離れた、たいがいの子は、良い時には僕を求めません。
調子の悪い時、上手く行かないときに、僕の所に来ます。
それでいいと思います。
バドミントンを続けてくれる子、他の頑張れることを見つけて頑張っている子、どっちも大切な教え子です。
もっと言えば、頑張れることを探し切れていない子も、大切な教え子です。
上手く行っている時には、僕は必要ないと思います。
上手く行っていないとき、顔を思い出してくれたらいいんです。
出逢いはバドミントン。
だけど、ただそれだけのことです。
君という人を知ったら、応援したい人になります。
子どもでも、大人でも、1度でも教えた人は、
大切な教え子です。
応援したい人になります。
田中信雄