僕は教えているその子の100%を引き出したいんです。
可能性や能力、才能は人それぞれです。
みんな違います。それを踏まえて、その子の持っている力を引き出し、伸ばしてあげたいんです。
それが出来たら、指導者として満足です。
バドミントンを辞めても・・・
バドミントンを辞めても、その子を応援しています。
バドミントンを続けてくれていても、その子を応援しています。少なからず関わった子は、やっぱり教えていた時と同じように応援しています。
練習で苦しみ、試合で笑え・・・
練習は苦しくてもいいと思います。上手く行かなくてもいいと思います。辛くてもいいと思います。
試合で笑えるその瞬間に出逢うために・・・。
一番いいのは、練習を楽しみ、試合でさらに楽しめることですがね(笑)
練習でほど良い要求をすれば、楽しい練習になりますか?
みんなが出来て自分が出来ないと落ち込みます。
選手は人と比べたがります。弱い子ほど、人の良い所を認められません。自分の良さをもっと認めつつ、人の良い所を学んでみると、自分も成長できます。
人の良い所を認められないと、成長しません。
教えているといろいろな子が、いろいろなパターンを持っています。
試合でイメージできる選手になーれ・・・
身体を動かせて戦うのは選手です。頭を動かせて戦うのがコーチです。
簡単にミスする子、心崩れる子、ショットコントロールが出来ない子は、勝たせるイメージが難しいですね。
僕はスポーツは将棋と同じだと思います。
打てる駒が歩と王だけではどんなに強い人でも勝てません。いろいろな駒があり(ショット)、それを使いこなせてこそ、戦えます。
バドミントンはオールラウンドです。
田中 信雄