田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

アクティブチャイルドプログラム

アクティブチャイルドプログラム

アクティブチャイルドプログラムは、30数年前の伝統遊びだと思います。
例えば、「だるまさんが転んだ」は集中力も高まり、身体バランス、体感トレーニングにもなり、人を見、人の話を聞く練習にもなります。

ただのじゃんけん。これにも勝ち負けがあります。本来、あそびは、勝ち負けが存在します。だから必死になるんです。だから、必死で考えるのです。
その延長が運動、スポーツです。

出来る子は、もっと出来るようにする。
出来ない子は、出来るようにする。

運動、スポーツを決して嫌いにさせない。
むしろ好きにさせてあげる。
これが大人の役割の一つです。

僕の苦手な運動、スポーツはあります。
例えば、クロールの息継ぎが出来ないとか(笑)、マット運動が苦手とか、棒高跳びなんてしたことがないとか、エアロビクスで腕や足がピーンと伸びないとか、種目別で見ると、結構できません。

だけど、楽しめるスポーツがあるから、スポーツは好き・・・になります。

運動会で、お手てつないでゴールよりも、いろいろなスポーツの中から、その子ができる、出来なくても楽しめるスポーツを見つけてあげ、認め、褒めてあげられれば、スポーツが好き・・・になります。

うちの6歳の子も、運動能力は?です。
しかし、10月からバドミントンクラブに参加しています。

出来なくて、叱っていた時は、嫌だ、もうやりたくないと言っていましたが、一つ一つ、成長したら褒めてあげる。を繰り返していると、次のバドミントンの練習はいつ?、練習日以外でもバドミントンしたい、と言います。

スポーツは、継続してくれないと上手くなりません。
わが子だと欲が出ます。しかし、それを置いてみると、少しだけど当たるようになります。

幼稚園で打てる子もいます。打てない子の方が多いです。
小さい時はまず、スポーツと触れ合う。
当たるようになったら、そこから上手くさせることは簡単です。

僕はゴールデンエイジ、中学、高校と考えています。
スポーツが好きな子は、必ず伸びます。
伸びる時期に来れば、必ず伸びます。
その時こそが勝負です。

ガマンするのも指導、待ってあげるのも指導、伸ばしてあげるのも指導、結局は、スポーとが楽しいと思ってくれて、勝ってくれるのが一番いいのです。

うちの子はバドミントンが全然できませんが、何年後か試合に出て、嬉しい、悔しいを知って、それでもバドミントンが好き、と言ってくれたら、バドミントンもっと頑張る、と言ってくれたら、嬉しいなと思います。

アクティブチャイルドプログラムは、算数でいう足し算、引き算、国語でいうひらがな、音楽でいうドレミなんです。

選手になったら、褒めてばかりはいられません。しかし、選手でないうちは、たくさん褒めて、認めてあげる。

他人と比べる前に、前のその子と比べてあげる。
そうすると、褒める所も、認めてあげる所もいっぱいあります。

これは、幼児だけではなく、大人も同じです。
スポーツ指導って結構簡単です。
「できた・・・」をたくさん探せばいいんです。
「できた・・・」をたくさん伝えてあげればいいんです。

昨日よりも今日、今日よりも明日のその子は成長しています。
褒めましょう。認めましょう。
そして、スポーツ大好きっ子、スポーツ大好き人をたくさん育てましょう。

田中 信雄