0からのバドミントン教室・・・
0からバドミントン教室をする場合、必要なものが結構あります。
①場所
小学校、公民館、スポーツセンター、市民体育館、その他
②人
参加者の対象レベル、対象年齢、人数など
③指導者
出来れば、日本スポーツ協会有資格、審判資格などあるといいと思います。
その他、手伝ってくれるコーチが必要なら必要です。
④シャトル
今だと、1本3000円~6000円くらいします。
他のスポーツのように、ずっと使えるものではないので、
1箱~2箱くらいは買っておいた方がいいです。
⑤ラケット
経験上、最初20本くらいそろえて貸し出ししていました。
初心者対象だと、貸し出すケースは多いです。
ガットが切れたり、なんでもないことでラケットが折れるケースもあります。
特に低学年は注意が必要です。
⑥運営費、コーチ謝礼、
上記、会場費、シャトル、ラケット、資格など結構かかります。
それらを計算し、月謝が決まりますが、
強くなったり、試合にで始めると、県登録費や遠征費、大会費、引率費など、
かかります。
普段の練習でも、必ずシャトルを打つので、
シャトルも消費していきます。
ある程度打てて、試合をするようになると、
1時間で、1面、3個~5個使います。
3面あれば、3倍。半面なら6倍かかる可能性があります。
さらに、県トップレベルや中、高生男子がいると、
消費は高くなります。
体協など、90分くらい試合ばかりする所は、
大人が多いので、1時間4個~6個×コート数になるので、
1本半から2本/1回の練習で計算するといいと思います。
その他・・・
⑦ガット修理費
ノックを上げたり、相手をしていると、ガットが切れてしまいます。
練習頻度にもよりますが、1ヶ月、1本~5本くらい考えておいた方がいいです。
⑧大会・講習会・練習会
大会に出ると、引率の交通費などかかるようになります。
大きな大会や、全国大会に出る場合には、宿泊費などもかかるようになります。
講習会や練習会に参加する場合も同じです。
出場する選手から集める場合もありますが、
大きな大会は、出場者の少なくなるので、
1人2人の出場者に負担していただくことになるので、
その辺も考えて、運営をどうするかも考える必要があります。
もちろん、監督1人が動き場合とコーチが必要な場合もあります。
こうなると、コーチの分もかかるので、その辺も考える必要があります。
ボランティア活動なら、人用経費+謝礼をもらってもいいと思います。
が、結構奉仕活動に陥ることがあります。
1、普段練習の交通費
2、ガット代
3、道具代(自分の練習がある場合は別)
4、引率での交通費、その他
5、何かしらかかるその他
など、なかなかもらって当たり前のものが、もらえにくかったりします。
大会も、現在は、
1000円+シャトル持ち込み、もしくは、
1500円くらいが多いですが、
この先は、2000円くらいになる傾向があります、
シャトルの高騰に、参加費も高くなります。
ここに、指導者の交通費や謝礼がはいると、
人数で割っても、それなりの金額りなります。
20人参加と1人参加とでは、また違ってきます。
バドミントンは今、人気のあるスポーツです。
しかし、参加費設定を間違えると、
肉体的負担と金銭的負担と精神的負担が大きくなり、
運営が出来なくなります。
習い事の一環として、金額設定することも必要です。
そのためには、有資格者である必要があると思います。
資格維持費かかりますが、それも踏まえて、謝礼はもらうべきだと思います。
これから、道具にかかる費用、シャトル代はさらに上がります。
シャトルもこの2年で、20%~30%上以上がっていると思います。
僕が始めた30年前1500円だったものが、4500円くらいになっています。
3倍です。
そういう子とも考えて、これからクラブを立ち上げる方は、
考えて立ち上げ、運営していけばいいと思います。
そして、奉仕活動ではなく、ボランティア活動、出来らば、
指導者に+で謝礼を払えるようなクラブ運営になっていくといいかなぁと思います。
ちなみに部活地域移行は、ジュニアの人数がいれば、
なんとかなんかとですが、中学生単独のクラブチームでは、
運営は、かなり厳しくなります。
部活指導員と違い、指導にも、運営にも補助は出ません。
将来的には、小学生、中学生の習い事に補助が出るようになれば、
部活移行は出来ると思いますが、
今のままでは、誰かしら奉仕活動がはいると思います。
実際、体協などの大人のクラブのも、運営が厳しくなっています。
バドミントン人気に反して、活動場所がなくなる現実が、
この先出てくる可能性は、多く出てくると思います。
田中信雄 入力H