田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

どう思いますか・・・

どう思いますか・・・

 

オールクリアー25分で1000ラリー。

分かりやすくするために、30分で1000ラリーだとします。

ということは、手投げノックやノックでも、1000本できます。

半面1000本だとすると、1面で、2000本です。

手投げでヘアピン2か所とクリアー2か所の4か所出来れば、

4000本です。

10人1コートで回れば、1人30分で400本打てます。

平日練習で練習時間が少ない時は、こんな練習をさせます。

 

出来る子たちなら、

①②③ヘアピン練習

④⑤クリアー練習

5人手投げ、5人シャトル拾い、15人で回します。

20人でもできます。

 

僕は、練習は、打ってなんぼだと思います。

集中して、1本1本正確に打つ。

これをとにかく数こなす。

 

才能ある人は、少ない本数でも上手くなるかもしれません。

僕みたいに才能ない人は、出来るまで、出来るまで、数を打っていく。

そうすることでしか上手くはなりません。

 

才能ある子が100球なら、500球1000球2000球打たないと、

追いつけさえしません。

 

人の5倍10倍20倍ではなく、

才能ある人の5倍10倍20倍しないと追いつけさえしない。

それが僕の実感であり、現実だと思います。

 

だけど、才能ある人は、ミスしないんですよ。

そして、練習嫌いの人でも、普通の人よりも練習するんですよ。

だから、全然追いつけないんですよ。

なので、精度や意識を上げた本数に変えていかないといけない。

2時間の練習で、90分同じショット練習なんて当たり前になります。

出来るまで、出来るまで、身につくまで、身につくまで、

出来た時から、スタートです。

そこからが、本当の練習です。

そこからどれだけ打っていくかが練習です。

 

才能ある人は、出来ていることを、どれだけ安定し、

当たり前の用に試合で使えるか、が練習ですが、

才能ない我々は、まずは出来るようになる練習が必要です。

ここにものすごく時間がかかります。

 

強い学校、強い選手は、どんな練習しているの?と思うかもしれません。

練習自体は、そんなに変わらないと思います。

ただ、辛い練習、きつい練習、つまらない練習、地味な練習を、

ミスせず、淡々とこなす。

そして1番の違いは、目的、目標です。

 

世界で戦うためにバドミントンをしている人と、

地区大会1回勝ちたいという人では、バドミントンに対する想いも、

考え方も違います。

 

1日200本打てる中で、200本ミスなく正確に、高い意識で練習している人と、

そうでない人とでは、1本の重み、練習時間の重みが違います。

 

例えば、バドミントンクリニックで全国選手を2時間指導する場合、

マンツーマンなので、1500本から2000本打たせます。

基礎打ち、手投げノック、ノック、パターン練習でそのくらい打ちます。

 

これだけ打つには、体力も必要です。

まずは毎日の100球、200球を大切に考えましょう。

 

200球×4+1200球×1=2000球×4.2週

1ヶ月で8400球くらい打てます。

大会などを含めると、10000球/月は打てます。

1年で120000球、2年で240000球、3年で360000球、

1球1球を大切に練習していきましょう。

 

田中信雄 入力H