親しき中にも礼儀あり・・・
人を尊敬したことはありますか?
と聞かれると、正直ありません。
ただ数人、自分のお師匠様には、尊敬と敬意をもって、
仲良くしていました。
師匠ありきの自分ではなく、自分ありきの師匠であってほしかった。
自分が賞を取ることで、師匠が笑う姿が見たくて、
それこそ寝る間も惜しんで必死に練習しました。
正直、他に人はいいんです。
ただ一人、師匠の嬉しそうな顔を見たいだけ、
ただ、それだけのために、結果が欲しかった。
すべては恩返しです。
尊敬もしない、努力も嫌い、練習も嫌い、
そんな僕だけど、師匠の笑顔がただ見たいだけで、頑張っていました。
まじめな書を書いていたけど、
すみません。
今は、言葉を伝えたい書を書いています。
天国から怒らないでください。
実はもう少し、話したかったんです。
50代で亡くなった先生。
今でも、努力や尊敬を人には、押し付けませんが、
何かを教えてくれる心を許せる人がいるのなら、
尊敬してみるのもいいと思います。
そして、自分のためではなく、師匠の笑顔のために、
努力してみることもいいと思います。
師匠や恩師がいることって、幸せです。
田中信雄 入力H