10cmずつ・・・
ラリーするごとに10cmずつずれると、
5ラリーで50cmずれます。
50cmは、チャンスとピンチの距離だと思います。
ラリーすればするほど、強くなる選手と、
ラリーすればするほど、弱くなる選手と、
変わらない選手。
ここから考えると、
- ステップワーク
- ラケットワーク
- フットワーク
の大切さが出てきます。
そして負ける選手の言い訳は決まって、調子が悪かった・・・になります。
試合で、調子が悪いときはあります。
しかし、調子が悪いままだと、それが今の実力です。
調子が悪いわけではなく、それが現状になります。
ここに気づかないと、たまたま勝っただけになります。
選手は、100球打ったら、100球狙ったポイントに打てるまで、
練習するんです。
出来るまで練習していくのが、選手です、勝つ選手です。
たった10cmですが、ストロークだと、3mmの積み重ねが、
大きなミスへとつながります。
肘の高さ、つま先の向き、フットワークの1歩目、
足の踏みかえの重心移動、いろいろなポイントで、少しのずれが、
ラリー中に積み重なり、それがミスへとつながります。
21点2ゲーム先取の中で、1ラリー、1ショットの積み重ねで、
勝ち方を知っているサイドコーチ、選手であれば、
1/〇と考えます。
勝てない選手は、すべてのショット、ラリーが、1/1なんです。
1試合の中の1ゲーム、1ラリー、1ショットと考えると、
無理をしない場面が出てきます。
気持ちの切り替えもできます。
田中信雄 入力H