全国選手・・・
全国選手は、
何が今、自分にとって必要な練習かを考え、
指導者に伝え、練習に取り入れることが出来なければいけません。
指導者の指導をこなすのではなく、
指導者を練習パートナーとして、練習していくことも必要です。
指導者が感じることと、実際に試合している選手との差を作らないこと、
これって結構大切です。
現在、実業団で頑張っている教え子が、小学生のころ、
県外に遠征に行くことがありました。
次の練習でやることは、そこで感じたこと、実感したプレーなどを聞くことです。
通用したこと、通用しなかったこと、
足りていること、足りていないこと、
どんな練習をしていくかの共有をしていきました。
これは大会後も同じです。
選手としても見方、指導者としての見方、
どちらも必要になります。
指導者は、押し付け指導をしたかります。
それは、選手と一致しているときはいいのですが、
選手が感じていることと違っていれば、マイナスになることがあります。
とくに、実業団を目指し、日本代表を目指しているのなら、
言われてする練習しかしていない選手は、その夢をつかむことは出来ません。
感謝、尊敬、信頼、礼儀は、当たり前のこととして考えてください。
その上で、自分が夢を叶えるためのパートナーが指導者です。
これは、ジュニア指導者も全日本の指導者も同じです。
上を目指す選手は、指導者がいようがいまいが、
誰が指導してくれようが、誰が練習パートナーだろうが、
やるべきことをやらなくてはいけません。
指導者も、居なくても、選手だけできっちりと練習出来るようにすることも、
大切です。
それを踏まえて、選手、指導者は考える練習をしていくことが、
必要です。
これはあくまでも上を目指す選手がやることです。
逆に言うと、上を目指す選手は、やっていけばいいと思います。
田中信雄 入力H