田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

「なるほどな」「これいいな」がいっぱい

「なるほどな」「これいいな」いっぱい

 

生徒に言うこと

 

生徒に、携帯ゲームも楽しいかもしれないけれど、

バドミントンで、練習していって、強い相手を倒していくのも、

楽しいよ、と言います。

 

ゲームと違うことは、命が一つしかないことです。

これはみんな一つです。

だからこそ大切です。

 

自分の命も、人の命も大切です。

この当たり前のことを前提に考えてください。

 

練習して、強くなって、試合をしていく。

自分の中で、カテゴリーでのボスを決めて、その相手を目標に練習していく。

 

ただ、ゲームではありえないことが、現実には起こります。

それは、一番最初に戦い、倒した相手が、数年後、ラスボスに変わることがあります。

 

児童・学生で勝っていたからといって、大人になっても勝てるかはわかりません。

これ、人生と同じです。

 

だからこそ、人は人にやさしくする。

どんな人に対してでも敬意を払い、尊敬し、良きライバルであり、学びの相手にする。

 

上は、どんなにすごくても、追いつく可能性があります。

下は、どんなに頑張っても、追い抜かれる可能性があります。

 

本当に怖いのは、上よりも下です。

 

指導していると、教え子に追い抜いてもらえることが、

正しく、良い指導だと思います。

 

これは、人生の先輩も同じだと思います。

 

指導者の威厳や生徒からの尊敬、敬意は、実は生徒が決めることです。

指導者の方で、実力で負けることが怖い、威厳がなくなる。

といわれる方もおられますが、その程度の威厳なら、

どうでもいい威厳です。

そんなことよりも、生徒が、そのスポーツを楽しむ、強くなる、勝つ、

人に対して、フィールド以外では優しくできる、フィールド内ではルールの中で最高にプレーができる。

そういう指導ができることこそ、尊敬される指導者だと思います。

 

指導者こそ、日々勉強です。

指導者は、指導者というプレーヤです。

 

ゲームでは、ケガをしてもいたくないけれど、現実は痛いです。

 

バドミントンは、人生の中の一部ですが、生きる糧になっている子もいます。

バドミントンというくくりで考えると、その子にとって大切なものです。

 

勝ちたい子は勝たせてあげる。

楽しさを求める子には、楽しませてあげる。

 

指導者も生徒も人と人、合う合わないも当然あります。

そういうことを踏まえたうえで、みんな大切なのが、現実なんだと思います。

 

もちろん、どんなに気を付けていても、

相手がいることなので、傷つけることもあります。

逆に、傷つくこともあります。

 

これは大人、子ども関係ありません。

 

子どもは傷つく。

大人だって傷つくんだ。

 

子どもだって、大人だって、同じ人間です。

だからこそ、みんなでみんなを大切にできると、いいなって思います。

 

そうなっていったらいいな・・・

と思って、失敗は直していく、成功はさらに考えていく。

 

みんなで勉強、みんなで学ぶ。

 

生徒から学ぶことは、毎回の練習であります。

「なるほどな」「これいいな」いっぱいあります。

 

田中信雄 入力H