褒める指導・・・
褒める指導を「主」に考えて指導しています。
育成の間は、9割褒める。
強化の場合は、本音で褒める。
強くなると、同じ褒めるにしても、選手自身が求める「褒める」が変わってきます。
勝つ為には、どこまでしなければならないのか、何をしなければならないのか、選手自身が、「本音でちゃんと褒めれられたい」「評価されたい」という意識に変わります。
「褒める」「褒められる」「褒められたい」の意識の変化を、選手が持った時、目的や、目標、夢が叶うための「褒める」であればいいのですが、そうでない「褒める」は、実は「叱る」「叱られる」よりも落ち込む場合もあります。
本気で褒めて、本気で伝える。
ここにはもちろん信頼や関係性もありますが、選手と指導者が一緒に求める結果を、求める順位で達成出来ることが、本当の「褒める」だと思います。
「褒める」は、選手だけではなく、指導者にも必要なんです。
そして保護者にも必要なんです。
主役は子ども・・・
実は違うんです。
主役は、子ども、保護者、指導者、みんななんです。
ここを忘れてはいけません。
何でもかんでも「褒める」「褒めればいい」ではなく、
「褒められたい」「褒められたい場面で」=褒められたい
というのが、「褒める」の正解です。
「やる気にさせる言葉」と「褒め言葉」は違います。
褒めるって難しいですね。
だからこそ、「褒める」って価値があるんですよね。
田中信雄