本音で褒められること
練習内容はきついけど、充実感のある楽しい練習をしたい。
笑顔で楽しめる練習がしたい。
言葉の伝え方って難しい。
楽しいか、楽しくないか、そもそも楽しい練習っているの?練習って楽しくないものでしょ。と思っている子は、見せるプレー、表現するプレーは出来ないのかなって思います。
9褒めて1叱ると、その1は9を上回ります。
9叱り1褒めると、その1は9を上回ります。
本当に褒められたい時に、褒める。
本当に叱られたい時に、叱る。
褒めようが、叱ろうが、何も言わなかろうが、心伝わっている子は、やってくれる。
気を遣うとか、立てるとか、そんなのじゃなくて、
勝っていく子は、僕のパターンを理解し、「田中先生はこう」と分かっている。
次はこういうとか、次はこの練習とか、こう思っているとか、よくわかっている。
勝たせに行くときは、本音の褒め言葉は増えますが、適当な褒め言葉は減ります。
同時に、本音が増えますが、適当は減ります。
勝ちモードでない時は、生徒に目線を合わします。
勝ちモードの時は、生徒に僕の目線に合わさせます。
心や意識、気持ちの目線です。
「このレベルのバドミントン」という共有、意識。
誰にどう勝っていくか、どう負けないバドミントンをしていくか。
技術面・体力面・精神面など、「勝つ意識」を共有していきます。
僕のそこを、引き出してくる子がたまにいるんです。
そのレベルで戦いたい子がいるんです。
そういう時に「わくわく」します。
頑張る自分にも「わくわく」します。
「わくわく感」がないときは、モチベ―ジョンが上がりません。
「わくわく感」がある時には、モチベーションが上がります。
それが作ってあげているモチベーションなのか、
素でのモチベーションなのか、
分かる子には分かるみたいです。
本音で褒めてほしい子には、感づかれるみたいです。
「ウソ」「本当」この差は、結構大きいみたいです。
侮れませんね。
まあ、嘘で褒めることはないので、褒めるも熱量が違うみたいです。
本音で褒める時の方が熱量が低いみたいです。
本当によく見ていますね。
指導者の皆さん、先生方。
結構見られていますよ。
こっちの方が見ているなんて、大間違いです。
こっちの方が理解しているなんて、大間違いですよ。
生徒はちゃんと見ていますよ。
生徒はどの子もちゃんと、指導者の方、先生の方をちゃんと見ていますよ。
さあ今日もバドミントンを楽しみましょう。
田中信雄