昔、先生が「基礎をちゃんとしなさい」と言っていました。
その時は、自分を表現したかったのですが、我慢しました。
今、思うと、その意味も理解できます。
バドミントンを教えていて、中高生はダイナミックなプレー、やりたいプレーを好みます。僕のそうでしたので理解できます。
だけど、基礎無くして、それをしてしまうから、限界が来ます。
今でいう体感、僕は重心の変化だと教えます。
軸足、利き足、つま先から頭までの重心移動、これを上手く使えるのが体感だと思います。
簡単に言うと、上半身と下半身とのバランス。身体左右のバランス。
バランスこそが体感を鍛えることだと思います。
その後に、ステップワーク、フットワーク、ラケットワークが入ってきます。
それをしたうえで、ダイナミックなプレー、安定したダイナミックなプレーが出来たとしたら、それが世界のトップ選手になります。
身体をしっかり使って、安定したダイナミックなプレーをしないと勝てません。それをするために、身体つくりが必要です。
基礎は次のステップへと大事なカギです。ベースです。
生地のないピザは、ピザではないでしょう。
生地をしっかりこねて、しっかり広げて、具をのせましょう。
田中信雄