続けてくれれば、いつか強くできます。
辞めちゃったら、そこまでです。
例えば、70歳。
県参加者が3人しかいなかったら、全国大会に出られるかもしれません。
80歳、全国で3人しかいなかったら、全国3位になれます。
僕はその年まで続けてのその順位は尊敬できます。
僕ら指導者は、強くする事ばかりに目を向けてしまいます。
だけど、続けている年数も素敵だと思います。
僕のクラブにも、元教え子で、手伝ってもらっている方がいます。
僕の父と同じ年です。
その年で、子どもたちとバドミントンして、勝った負けたと言えることって、素晴らしいと思います。
そういう時間に価値があると思います。
普通なら、おじいちゃんと孫ほど離れていて、一緒にシャトルを打ち合える人なんて少ないですからね。
スポーツの良さは色々です。
「勝つ事」だけではありません。
そういう羨ましいスポーツの仕方は、理想ではないでしょうか?
僕は、君を信じている・・・
ただこれだけで、スポーツは楽しめます。
我慢と忍耐から、徐々の成長の楽しさ。
教え子はみんな信じている。
伸びる子は伸ばす。
まだの子は待ってあげる。
みんな一緒じゃないから、指導は楽しいんです。
諦めなければ、可能性は消えません。
指導者が、子どもの可能性を消さないこと。
続けていれば、いつかは必ず可能性はあります。
田中信雄