みなさんは、打てるショットは、何種類ありますか?
試合でミスしないショットは、何種類ありますか?
バドミントンは、自分がやりたいプレーで勝つことは難しいです。
相手の苦手、得意を見つけ、そしてラリーを考えていきます。
もしも、ロビングから、スマッシュしか打てない、打たないプレーなら、
相手はそのスマッシュを待ちます。
カットの打ち方でカットが来れば、対処できます。
同じ入り方から、スマッシュ、カット、ドロップ、ドライブ、ドリブンクリアー、ハイクリアーのストレート、センター、クロスが打てたなら、プレーの選択肢は増えます。
ネットショットで、3㎝上がらない軌道で打たれると、厳しいです。
僕は指導者として、選手はこれらを求めて練習すべきだと思います。
何を打つのか分からない構えから、いろいろなショット、コースへと、
試合で打てるようになるのが選手だと思います。
ラインを狙って、ラインショットを打っていくのが選手ですし、簡単なミスをしないのが選手だと思います。
練習は試合で使うショットの精度を確実に上げる、これが練習です。
ただ打つだけの練習、得意なショットの練習ばかりでは上達しません。
なんのかんの言って、試合につながる練習をすることが大事です。
みなさんは、打てるショットは、何種類ありますか?
試合でミスしないショットは、何種類ありますか?
試合では相手を崩す、相手の逆を突く、相手のイメージを超える、そこからチャンスが生まれます。
チャンスは、自分で切り開くものです。
上手くなる、強くなる、試合で勝つ、などは、ちょっとしたことで、
ものすごく変わります。
構えの準備、意識、反応の速さなど、ほんの少しです。
そのほんの少しが、大きいんです。
教えていてもったいない子はいます。
絶対強くさせられるのに…という子はいます。
今の僕は手いっぱいなので、1人1人ゆっくり教える時間はありませんが、
一言だったり、ワンプレーだったり、1時間だったり、1回だったりの練習で、チャンスのきっかけになってくれたらいいなと思います。
君は必ず強くなる・・・
君は出来る・・・
目も前の子に全力
自信持ちなさい
田中信雄