2対1(2は全面、1は左半面・センター・右半面(初めは指導者が行う))
1、オールショート
後衛・・・ドロップ・カット・ネットショット
前衛・・・ヘアピン・ネットショット
コーチ・・・ロビング・ドライブ・ヘアピン・ハーフショット(ストレート・センター・クロス)の打ち分けと説明。理解したら、1も生徒に入らせる。
2、オールショート+オールロング
2中心の練習から1の練習も+する。(スマッシュ・プッシュなし)
3、1+スマッシュ・プッシュあり(2のアタック練習(攻撃練習))
4、2+スマッシュ・プッシュあり(2と1の練習)
5、2対1オール全面フリー練習
①2の攻撃中心の練習
②1の攻撃中心の練習
6、2or1でレベル差があれば、
①2対2
②2対3
③2対4
①1対2
②1対3
③1対4
上記の1~5の練習を行う。
ポイント・・・
出来ていない所は、手投げノック・ノックを行い、パターン練習を行い、上記に戻る。
上記と共に、実践練習も行う。
ポイント・・・ここが違う、ここに差がある。
勝てない選手は、基礎打ちと試合を分ける。ショット練習を分ける(ヘアピンの練習でヘアピンしか意識していない。本来試合では、チャンスでプッシュを打つ。プッシュを意識したヘアピン練習など)
スマッシュ・プッシュ・ドライブなどの上の面で打つ為の守りから攻撃できるショットまで持っていく意識で基礎打ちを行わないと、試合と練習がマッチしてこない。
勝てる選手は、基礎打ちから試合を意識したショットを打っている(無駄にならない練習をしている。)
1日の練習で、集中力・モチベーション・精度が保たれる時間は、個人差はありますが2時間~3時間が良い所だと思います。
それ以上は、どこかで力を抜いているか、才能に満ち溢れているかのどちらかです。
普通は2時間~3時間追い込めば、限界です。
問題は、2時間から3時間、自分自身を追い込むことが出来るかどうかです。
例えば・・・
20分+インターバル×5本~8本
40分+インターバル×3本~7本
ストレッチ・ランニング・アップ・筋トレ・クールダウン別時間で毎日行うことが求められます。(休日は必ず入れること)
長い練習をダラダラと行う必要はありません。
大会を意識した1日練習は必要です。練習試合なども必要です。その中で、意識することは、本大会で勝つための練習ということです。
僕の練習は、僕の練習イメージ以上の事は、強制しません。
ノックを上げていて、まだ行けるか聞いて行けると言えば、本数を増やします。(聞くということは、まだ打て、ということなんですがね)
上手くなりたい子が、上手くなるために練習に来ているのだから、練習したい子もそうでない子は、自己申告で強度、本数、ペナルティをあげないと、平等にはなりません。
例えば、30本×3セットでみんな一緒。それ以上は、強制ではなく、自己申請。休憩したい子は休憩するし、もっと打ちたい子は打つ。ミスをしたらペナルティあり。みんな一緒の平等さ+バドミントンの練習に対する平等さ。この2つが必要です。
上手くても練習したくない子に、無理に練習はさせないし、下手でも練習したい子は、練習させるし、練習の来る以上、最低限の練習、本数は打たないとダメですが、それ以上は個人差を大切にしてあげることも大切です。
その中で、みんなが意識を高く持つように指導者が持っていけば、みんながこぞって、もっと練習したい・・・になります。
普通練習は、個々の尊重もあり。
強化練習は、試合で勝つために練習する。
僕の練習は、一番下に課題を与えます。
例えば、幼児に100本ラケットに当たったら、今日の練習はお終いね。というと必死で数えて頑張ります(大人の力が必要です、数数えられんから)
そうして、小学生に、幼稚園児が100本打つよ。みんなどうする・・・と問いかけると、150本、200本、1000本なんて返ってきます。
スポーツは、練習して上手くなります。練習する中で上手くなります。
どうした自分から練習したくなるか、練習したいというかのプロセスを指導者は立ててあげなければなりません。
「笑顔」
笑いではなく、笑顔が大切です。
前向きの笑顔が大切です。
これを持っている選手は強いです。
これも持たせることが指導者の能力・役割・指導力だと思います。
さあ来年もたくさんの「笑顔」と出逢えるように、日々勉強して頑張ります。
来年の抱負は「まだまだ成長。まだまだ自分。」ですね。
田中 信雄