目の前の試合・・・
目の前の試合をきっちり勝っていく。
これが大切です。
夢や目標は高みに、目的や現実は、目の前に、
ひとつひとつやっていこう。
田中信雄
何がいいかは、数年後に出てきます
トップ選手の2時間と、初心者の2時間とでは、
練習の質も強度も内容も変わります。
時間という平等の中で、時間での練習時間を考えた時、
1か月単位での基準にすることが望ましいと、個人的には思います。
そして、義務教育機関では、一つの競技に特化しないことも、
必要だと思います。
例えば、1時間目から4,5時間目までに体育、専門教科をいれない。
体育、専門教科は、5・6限目にする。
そこに20時間の専門指導員を配置する。
そうすると、5教科の教員は、午後の時間で出来ることが増えます。
体育、専門教科の教員は、20時間なので、午前中に出来ることが増えます。
曜日によっては、5時限目と7時限目を作れば、
1週間、もしくは1か月単位で調整できます。
専門委員の出勤日を、土を含んだ5日間にすれば、平日休みにできます。
その1日は、足りていない教科の予備日にすれば、
調整できます。
僕らの時代は、土曜日が半日学校でした。
今は、なんか授業を詰め込んでやって、
部活や塾、習い事に、忙しい子どもたちが多くいるんじゃないかと感じます。
好きなことや頑張りたいことにかける時間は、
部活にしても、塾にしても、習い事にしても、
いいと思います。
実はゆとり世代が、世界で戦える世代だと思います。
日本は、ゆとりという最強の時間を作りました。
せわしなく詰め込み、トップがいない教育よりも、
ゆとりをもって、トップで戦える人がいる教育の方が、
もしかしたら、いいのかもしれません。
何がいいかは、数年後に出てきます。
田中信雄
小学生練習から思うこと・・・
17:00 集合 自主練習
17:15 あいさつ ランニング ストレッチ
シャトル取りゲーム
〇 〇
▢シャトル120個
〇 〇
4つに分けて、シャトル取りゲーム
17:45 ヘアピン練習
18:05 サービス練習
18:25 ダブルス練習(試合)
18:45 片付け ストレッチ
18:55 あいさつ
ルールの中で・・・
1つを途中に落とし、次の子がとりに行く距離を短くしました。
最後まで終わらせた後、そのチームは失格にしました。
2回戦、すべてのチームがルールを守ったところ、
さっきルール違反をしたチームが圧勝しました。
反則をしなくても、実は強かったんです。
どの世界でも同じですが、正々堂々と戦って勝つ方が気持ちがいいです。
元々強いのに、反則をしてさらに強くなる。
そこで圧勝しても、そんなことをしなくても、圧勝できるかもしれません。
反則をすると、その人の、そのペアの、そのチームの本当の力は、
分からなくなります。
正々堂々と戦っても圧勝する力があるのに、
それが偽物になってしまいます。
頑張ってきたことさえも、嘘になってしまいます。
何が何でも勝ちたい。
そんな子どもの気持ちは分かります。
だけど、頑張っている子と、頑張ってきたことまでが、
ウソになってしまうようなことは、負けず嫌いではないと思います。
選手の世界も同じです。
反則に頼ってしまわなくても、その選手は強いと思います。
頑張っていること、頑張ってきたことが、嘘にならないように、
正々堂々と戦って、最高のパフォーマンスを発揮できる、
そんなスポーツ界の方がいいなと思います。
田中信雄
ダブルスで勝つ・・・
ダブルスは、声の掛け合いや共有が大切になります。
ひとりとひとりの意見になるので、ここに指導者がはいり、3人になります。
考え方や意見交換の中で、レベル差がない場合や学年差がない場合には、
お互いの意見交換ができるかもしれませんが、
そうでない場合には、リーダが出来ます。
大まかのセオリーやパターンはありますが、
それは相手によっても変わります。
その戦術、戦略があっているかどうかは、
勝利をつかめれば正しかったと言えるかもしれませんが、
相手との力差がある時には、何とも言えません。
声の掛け合いで、声が出ないのか、声のかけ方が分からないのか、
理由を分けるといろいろあります。
①声をかける余裕がない
②声のかけ方が分からない
③声を出すのが恥ずかしい
④アウト、インが分からない
⑤声が出ない
中国大会や全国大会だと、やっぱり声が出ている子が勝っていると思います。
声を出す効果は、化学的にもあると思います。
①リラックス効果
②集中力の向上
③感情
④パワー
⑤コミュニケーション効果
等につながると思います。
シングルスでも、ダブルスでも、自然と声が出る。
これは感情だと思います。
良くも悪くも負けず嫌い。
勝っていくと、そんな選手の集まりです。
そんな中で、根性論も否定しませんし、科学的効果も推奨しています。
どちらも大切だと思います。
簡単に言うと、勝ちたければ、やってみようと思います。
今、勝てなくて悩んでいるとしたら、
勝っている子のマネをやってみようです。
何が当たりなのか、何があっているのか、分かりません。
分かりませんが、マネをしてみて、しっくりするものがあれば、
それで勝てるものがあれば、ラッキーです。
今の自分で勝てないときは、何かを変えてみる。
声を出さなくても、声をかけなくても、世界チャンピオンになっているのであれば、
その人は、そのペアは、それでいいと思います。
だけど、そうでないとしたら、声をかけること、声を出すことは、
必要なことなんだと思います。
要は本気で勝ちたいかどうかなんだと思います。
本気の負けず嫌いなのかどうかだと思います。
本気のバドミントン大好きっ子かどうかだと思います。
声は根性論だとは思いません。
科学的な部分だと思います。
だからこそ、僕は大切だと思っています。
田中信雄
それでもバドミントンは楽しい
やりたい分だけ、バドミントンする。
そういう時間が、ものすごく大切です。
家で、ユーチューブやゲームばかりすることも楽しいかもしれませんが、
1日中バドミントンすることも楽しいです。
本当は、いいシャトルを使って、練習する方がさらに楽しいです。
300円~500円のシャトルが、数分~数十分で傷みますが、
それでも、上手くなるためには、やっぱりいいシャトルがいいです。
バドミントンって、お金がかかるスポーツです。
上手くなれば、ガットも切れちゃうし、シャトル代もかかる。
ガット1回で、2000円以上かかります。
いいラケット、いいユニフォーム、いいシューズを買えば、
また、いろいろかかります。
それでもバドミントンは楽しい。
田中信雄