試合に出る子も出ない子も・・・
試合に出る子も出ない子も、バドミントンは楽しめます。
バドミントンのクラブに入ったから、試合に出なければいけないわけでもないし、
試合にチャレンジしてみたい子は、チャレンジするのも大切です。
僕自身も試合に出ていた時期もありますし、
ジュニアを教え始めて、引率でサイドコーチにつくこともあります。
昔は、勝利主義者でした。
勝つことが、勝たせることが、いいと思っていました。
それはそれで、必死になって楽しかったですが、
そうじゃないバドミントンもあると思います。
結局は、楽しみたい子は楽しむ。
勝ちたい子は、練習できる場を作ってあげる。
どちらもしてあげればいいと思います。
若い時は、その余裕もありませんでしたし、
自分が動ける分、勝つことへのこだわりもあったと思いますし、
選手実績もなかったので、指導実績にこだわっていた部分もありました。
実際に、勝たせてみて、もちろん得ることもありました。
と同時に、選手から学ばせてもらったこともたくさんありました。
「十人十色」の意味が今ならわかりますが、
教え始めたころは「十人一色」でした。
「十人十色」「百人百色」「千人千色」は、
今まで2500人以上、3歳~93歳まで、いろいろなスポーツを指導してきて、
実感することです。
「みんな違うんだ、みんな違っていいんだ、教え方もいろいろあっていいんだ」
ってことです。
なので、試合に出る子、出ない子、バドミントンの楽しみ方、
スポーツの楽しみ方もいろいろです。
勝つ指導が正しいわけではないんです。
要は、勝ちたい子、頑張りたい子は、そうできるようにしてあげる。
楽しみたい、頑張りたい子もそうしてあげる。
勝たなくてもいいから、頑張っていないにはならないんです。
楽しみたい子も、その時間、頑張ってくれています。
うちの教室は、日本一ゆるいと思います。
だけど、学校でできることは、やってもらいます。
保護者がコートにはいることがないので、
自分たちで協力しないとバドミントンが出来ません。
課題や指示を出して、どうしたらいいかは、全員で考えます。
上級生を中心に、出来る子を中心に、みんなで考えます。
小学校でできているんだから、出来ます。
そこには、信頼があります。
時間がかかってもいいんです。
任せたと決めたら、子どもたちの力を信じるんです。
もちろん、所々でアドバイスすることはあります。
だけど、時には、想いもしない発想やアイデアが生まれます。
あれっ、この子こんなに打ててたっけ(*^-^*)
ということもたくさんあります。
もっと練習したい、もっとバドミントンしたい子のために、
別日はもちろんあります。
だけど、木曜日の教室があるから、みんな考える力がついています。
知ってほしい子と・・・
子どもって、どんな場所でも練習するんです。
この練習は練習になる、ならないを言うのは、
才能がない子と保護者なんです。
才能がある子、能力がある子は、どんな練習でも大切にするんです。
どんな練習でも、意味があるものにするんです。
強化、強化、強化ばかりの練習は、実は子どももつかれるんです。
息抜きになるそういう時間があるからこそ、強化で頑張れるんです。
どんなに強くなっても、笑わなくなったら、伸び悩みます。
笑顔で話をしてくれている時には、上手くなるチャンスがたくさんあるんです。
僕も色々な子が来るので、話を聞きます。
そんな中で、下を見居て、笑わない子もいます。
そういう子は、バドミントン自体が、「辛い、しんどい、でもせんといけん」
と下を向いて話してくれます。
保護者のみなさんへ・・・
子どもって、めちゃくちゃ頑張っています。
お父さん、お母さんの顔色を見ながら、気にしながら、
頑張ってくれています。
何で頑張るかって言うと、褒められたいんです。
9怒られても、1は褒められたいんです。
その1は、怒られる9を超えて嬉しいんです。
逆もあります。
9褒めても、1怒られるの1が勝つこともあります。
褒められたいポイントで褒めてもらえると、それで頑張れます。
大人も同じでしょう。
だから、叱る所はたくさんあるのに、褒めるところはないなんて、
言わないでください。
子どもが頑張っている、それを認めて、すごいなっと思ってください。
そう思って話してみると、子どもってすごく頑張ります。
その上で、負けるとね、悔しいんだ(≧▽≦)
だって、君の一番のファンだから、君が負けると悔しいんだって、
本音を言ってみてください。
バドミントンも大切ですが、バドミントンをしていなくても、
大切な我が子です。
その上で、親子で一緒にバドミントンに本気になると、
ぐんぐんバドミントンを好きになってくれて、
どこかのチャンスで、上手くなったり、勝てたりするんだと思います。
親心からすると、我が子が負けたり、諦めたり、不機嫌になる姿は、
見たくないですよね。
コーチを離れると、僕も同じです。
選手の気持ち、コーチの気持ち、親の気持ち、
3つが分かるからこそ、僕もいろいろ考えさせられます。
ただ、バドミントン大好き💕バドミントンマニアの僕としては、
バドミントン大好きっ子になってもらえると嬉しいな(*^-^*)
田中信雄