走るからこそ・・・
走ることは、苦手な子が多いと思います。
だけど、走らないと、やっぱり勝てません。
それが分かるのは、試合を終えた時かもしれません。
走ることは、身体バランスを鍛えます。
体幹トレーニング、1番のトレーニング方法はやっぱり走ることです。
では、どれくらい走るのがいいのか?
その答えは、走らされるトレーニングではなく、走るトレーニングです。
練習は、やらされるとケガをしてしまいます。
自分かやる練習に比べて、理解できず、納得できずやらされるトレーニングは、
効果も落ちます。
勝てる選手は、その練習の意図、内容、効果を理解してやっています。
だから、勝つことにつながります。
しかし、迷いながら、いやいや、理解に乏しい場合は、
効果は高まりません。
練習に対する理解力を付けることは、勝利につながります。
どうでもいいショットを100本打つよりは、
試合で使えるショットを集中して20本打つ方が、効果的です。
1番いいのは、試合で使えるショットを100本打つことですけどね(*^-^*)
練習すればするほど差が出るっていやじゃないですか?
同じ練習をしているのに、追い抜かれていくっていやじゃないですか?
理解する力、学ぶ力、敬う力、聞く力を考えてみましょう。
学校の勉強と同じです。
学校の勉強と違うことは、好きでやっているということです。
好きでやっていることは、自分から練習しましょう。
ここからは、僕の個人的な考えですが・・・
「勝たせてください」の一言でいいんです。
そのお願い1つあればいいんです。
最近の子は、心から自分のためにお願いできる子が少ないと思います。
想いはあるのかもしれませんが、言葉にする子が少ないです。
まるで他人事のように、親がしてくれない、コーチがしてくれない、
という態度をとります。
だから、そうでない子と差ができます。
それを損と思えない子は、勝てません。
得を得るか、得ないかは、その子自身です。
自分のために人の心を動かせる子が勝っていきます。
出来る出来ないではなく、自分が勝つためにしていく。
そういうタイプじゃない、そういうことが出来ない=勝てない選手になります。
勝つって、技術面だけではありません。
体力も精神面も必要です。
技術面ばかりを考えているから、心の面がどうでもいいになります。
要は、本気で負けたくないかなんです。
泣きながら、勝たせてくださいと言われれば、誰だって心が動くでしょう。
そこまで言われたら、勝たせたいと思うでしょう。
練習も試合も一人でやっているわけではありません。
そこに感謝の気持ちがないと、どこかで限界が来ます。
尊敬はしなくてもいいと思います。
だけど敬うことは人要です。
そして、好きなバドミントンをさせてもらっている、してくれている、
周りの人にも感謝は必要だと思います。
同じバドミントンをするのなら、試合で勝った時に祝福される子でいよう。
試合に出たなら応援される子でいよう。
コーチの気持ちで言うと・・・
練習も試合も一緒にしています。
一緒にしているから、勝った時、ものすごくうれしいんです。
そういう選手には、ありがとうって思えるし、敬うこともできます。
どっちが上?ではなく、お互いが、いい練習をする。
そしていい試合をする。
ただそれだけで、勝てたりすることもあるんです。
田中信雄 入力H