田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

勝ちから学ぶもの・・・

勝ちから学ぶもの・・・

 

勝つことから学ぶことはあっても、

負けることから学ぶことはない。

 

もしも、負けから学ぶとしたら、

それは勝つことを知っているものが、負けた時、

その時に学ぶことがある。

 

勝った気持ちは、勝った時にしか味わえません。

負けた気持ちも、負けた時にしか味わえません。

だけど、勝つことは、やっぱり大変です。

その大変を知っているものが、負けを知ったとき、

その負けは、勝ちを見出します。

 

その逆に、負け続けているものが、勝った時、

学ぶべき、感じるべきものに出逢います。

 

なので、勝ち続けている人に、勝つことから学ぶことが少ないように、

負け続けている人も、負けから学ぶことは少ないんです。

 

だからこそ、試合に出るのであれば、勝つ喜び、勝つ苦しさ、

勝つまでもプロセスを感じるために、頑張るといいなぁって思います。

 

勝ったことがない子に、負けから学ぶことがあるよ。

というのは酷です。

正直、どこまで頑張って、どこまで練習したらいいのかさえ、

勝ったことのない子は分かりません。

これは保護所の方も同じです。

 

分からないことにチャレンジすることほど、分からないことはありません。

 

なので、1度だけでも何とかして、勝つ喜びを味わってほしい。

大会の1勝でも、大会の入賞でも、形になる「勝ち」を知ってほしい。

そのために、バドミントンを教えているのだと思います。

 

お手手つないでみんなで1番もいいけれど、

特別に感じる賞状や順位を味わってほしい。

それが、子どもも保護者も指導者も変わる道しるべになります。

 

勝つって大変だからこそ,価値があるんです。

 

田中信雄 入力H