田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

勝てる子の共通点・・・

勝つために・・・

「上手くなった、でも勝てない。」
勝つために足りないことがあります。
「今の君では勝てないよ、さあどうする?足りないものがある、出来るまで練習をやるかやらないか?」
と僕は思います。

「勝ちたい、勝たせてほしい、勝たせてください」と本心でいう子の目は、本気で強くなりたい目をしています。

指導者の言葉にブレーキをかける子は、心まで言葉(気持ち)が届いていません。だから中途半端なんです。

僕は師弟関係はあると思います。その中で、一緒に勝つものだと思います。外で師に恥をかかせない。僕が心がけていたことです。

師の立場、師の格など、それを高めるのも弟子であり、それを高めないのも弟子です。

僕は自分のためではなく、師への恩返しの為に賞が欲しかった。
師の価値をもっと高めたかったからです。
と同時に、それは自分の価値も高めることを知っていました。
だから、負けられない、負けたくなかったんです。

バドミントンも同じです。
実業団選手になった子の共通点・・・
「自分が強くなったら、コーチも嬉しいでしょ、自分が勝つことで、コーチも勝たせてあげるね、コーチを日本一のコーチにするね」と言っていました。

物事でトップに行く共通点は、これなのかもしれません。

自分のためだけに頑張る時は、勝つ道筋がたてられていません。
誰かのために頑張る時には、勝つことに真っ直ぐになれます。
それは頑張る理由が一つではないからです。

今教えている生徒を見ていても感じることがあります。
勝つことに妥協できる子、妥協できない子がいます。

先生、師のために勝たなくてはならないと、自分で決めた子は強いです。どんどん伸びていきます。
そういう子に出逢うことは、簡単なようで、難しいです。
みんなが実業団選手になれるわけではありません。
みんながプロになれるわけでもありません。

共通点。参考にしてみてください(笑)

田中信雄