迷い・・・
- 試合で勝つバドミントンをするのか、
- 楽しいバドミントンをするのか、
- 楽しく勝つバドミントンをするのか、
3番が一番いいんですが、時間が限られてくると、なかなか難しくなります。
そんなことは分かっています。
試合に出なかったり、勝ちを求めなければ、
2番が一番好きです。
1番は教える方も、教わる方も、しんどいバドミントンです。
勝つためのバドミントンは、しんどいことを知っているので、
強化ではなく、普及をしています。
勝った時の喜び、勝った時の充実感、勝つために頑張った想い、
そこに価値はあります。
それは、勝った時に初めて分かります。
だけど、そこにたどり着くまでが大変なんです。
競技バドミントンから離れてみると、バドミントンは楽しいです。
楽しいだけのバドミントンができます。
そういうバドミントンが好きなんです。
競技バドミントンは、迷いや悩みが、必ず側についてきます。
選手も、本気で勝ちたい、本気でバドミントンがしたい、と思わないと、
楽しくないバドミントンの時間に出逢います。
勝ちたいが勝れば、何でもないことですが、
勝ちたいが負けていれば、ただ楽しくないバドミントンになってしまいます。
楽しく勝つバドミントンなんて、なかなかありません。
それでも、そこにこだわる自分でいたいと思うと、
悩んだり、迷ったりします。
指導って難しいと思います。
楽しいバドミントンも、勝つバドミントンも、
指導するのは、そんなに難しくはありません。
難しいのは、楽しく勝つバドミントンです。
田中信雄入力H