地味練・・・
田中先生はプレーヤーでもなく、試合に出るわけでもありませんが、
講習会や練習会の前には、「地味練」をします。
見せる、伝えるためのショットやプレーの練習です。
まさに「地味練」です。
例えば、かごを置いて、本番で1球ではいれば、格好良いですね。
「わ―すごい」ってなりますね。
そういうのって、結構大切です。
その為に、1時間も2時間も同じショットを打ち、
1000球も2000球も打ちます。
それでも、本番で1球で決まることは少ないですが、
決まった時は、内心「やった」って思います。
思い切りの良さ、コントロールの良さは、
実業団選手よりも、ジュニア選手の方があると思います。
だからこそ、子どもの時の遊びを交えた「地味練」って、
とても大切だと思います。
出来るショット、好きなプレーを練習でもしたいと思う気持ちは分かります。
試合練習やただの打ち合いも楽しいと思います。
だけど、コントロール練習は、ジュニア時代に、
たくさんしておいた方がいいと思います。
思い切りの良さ+コントロール
パワーやスピード、体力や筋力は、成長と共についてきます。
ジュニア時代に試合結果が上手く出せなくても、
思い切りの良さ+コントロールの「地味練」を磨くことで、
才能という原石も磨かれます。
強くなりたい、未来のチャンピオンを目指すのなら、
「地味練」やってみましょう。
田中信雄入力H