基礎を大切に・・・
「基礎練習は裏切らない」というのは事実です。
しかし、「意味のないフットワーク練習が嫌い」というのも本音です。
僕は、「意味のある基礎練習」が大好きです。
フットワークも、試合やショットをイメージしたフットワークは大好きです。
バドミントン歴何年でも、基礎練習は必要です。
そういうことをきちんとしている選手は、強い選手です。
強い選手が、基礎練習をきちんとしていれば、
そういう選手には勝てません。
実は、練習って、そんなに変わりません。
変わるとすれば、言葉かけや褒めかけなどです。
子どもであれば、頑張りたい子は、どんどん頑張らせればいいんです。
「もう一度お願いします」という選手には、どんどん練習させてやるんです。
そうすると、他の子もつられて頑張ります。
コーチは、他の子に聞けばいいんです。
「この子、もっと練習したいってお願いするんだけど、いいかな？
他の子は、どうかな？」って言えばいいんです。
頑張る子のやる気は、削がない。
それよりも、他の子に問いかけてみる。
こうすることで、やる気がある子も、戸惑っている子も、成長させられます。
一番良くないのは、頑張る子のやる気をとめてしまうことです。
とめてしまうと、結局、その子も他の子も伸びません。
「もう一度お願いします」
そういう子が増えてくると、そのクラブは伸びていきます。
そういう子は、大事にしてください。
そういう子が見本になって、みんなが上手くなります。
田中信雄
