チャンスをつかむ方法・・・
チャンスは、実はたくさん転がっています。
そのチャンスに気が付き、物にするかは、本人次第、親次第です。
例えば、僕が「練習しよう」というタイミングは、その子が伸びる瞬間です。
その瞬間をチャンスと思うか思わないかは、本人、そして親次第です。
実際、チャンスは何度かあります。
逆に言うと、何度かしかありません。
「今練習しよう」という時は、本当にチャンスの時です。
「この子は伸びる」というのは、感覚です。
「この子を伸ばす」というのは、データと経験と実績です。
どちらもないと、そのタイミングは分かりません。
バドミントンでなくてもいいんです。
何かで経験した感覚があれば、感覚は身についています。
才能があるかないかは、「テンポのタイミングの違い」だと僕は思います。
上手くは言えませんが「間のタイミング」が普通と違うんです。
それが、才能がある子とない子の差になります。
「上手い」とか「強い」とかではなく、「間にタイミング」が速い子が才能ある子なんです。
努力や練習では身につかない生まれ持った「タイミング」は、才能だと思います。
天才がたくさんいると、天才も凡人になります。
たくさんいないから、天才なんです。
凡人は、天才以上の練習が必要です。
それで天才を超える事が稀にあります。
結果だけを見れば、そういう人も天才になってしまうかもしれません。
しかし、そういう人は「努力」の人なんです。
努力する天才には勝てなくても、努力しない天才には勝てます。
才能を持った子が練習しない、努力しない、これが一番もったいないことです。
チャンスは結構あります。
それをつかむもつかまないも、本人や親次第です。
もう一度、我が子に才能があるか、無いか見てみましょう。
今の結果が、大きく変わるはずです。
田中信雄