こっち側とそっち側・・・
多くの人は、僕と同じこっち側の凡人です。
稀に出逢う才能を秘めた人は、そっち側の人です。
練習と言えば、楽しいことばかりではないと思います。
僕らは3倍も4倍も努力したり、頑張ったりしないと、追いつけないにもかかわらず、
僕らの10倍くらいバドミントンを楽しみ、辛いと感じる練習を、「楽しさ」に持っていける人たちがいます。
吸収力も違えば、意識も違う、感じる心も違います。
僕も2000人以上、接してきて、才能ある人と接してきました。
単純に、バドミントンで勝っていける子と、勝っていけるか分からない子と、2つに分かれます。
才能ある子と、そうでない子です。
バドミントンで勝っていける子は、
「本当の意味で、どんなバドミントンでも、楽しめる子」です。
勝っていけるか分からない子は、
「本当の意味で、バドミントンが楽しめる子」以上の事が出来るかどうかです。
才能がない子が、才能ある子に勝てるかどうか、簡単に言えば、勝てる子もいます。
全ての人が、才能を持って戦っているわけではありません。
勝ったから才能ある。負けたから才能ない・・・ではなく、
才能なく勝つ子のひた向きな努力、練習量、勉強など、直感ではない、学び、考える力を付けることで、結果を出していく人は多くいると思います。
才能に勝る為に、必要な事は、上にも書きましたが、これプラス「運」も必要になります。
「生まれ持った運」と「運を引き寄せる努力」2つがあります。
バドミントンは「楽しい」、バドミントンを「楽しむ」まずここから考えてみましょう。
才能持っている子は、すごいです。
戦うには、手ごわいです。教えるには、教えやすいです。
才能持った子は、
全てにおいて、バドミントンのあれこれを引き寄せます。
「運」さえもです。
今、教えている中にも、「才能を持った子」は正直います。
「隠れ才能の子」もいます。
僕の考え方は、才能あるか、無いかが分かれば、練習の仕方を変えていけばいいと思います。結果の到達点が一緒なら、過程は変わるんです。
才能ない子が、本気で頑張ると、才能ある子を越えていきます。
どんどん超えていきます。
何人も目の前でそういう子を見てきました。
君はどうしますか?
田中信雄