本当は・・・パパと私のバドミントン日記
本当は、君が上手くなって、強くなって、試合で勝ってくれたら、嬉しいんだ。
こんな本音を言える日が、いつか来ると思います。
楽しいとか、頑張るとか、今はそれがとても大事です。
試合に出るようになって、悔しかったり、落ち込んだり、涙したり、時には喜んだり、これからいろいろな気持ちになっていくと思います。
「好き」がないとやっていけないけれど、「好き」だけでもやっていけない。
競技スポーツってそういうものなんです。
勝ったら自信になる、負けたら自信を無くしてしまいます。
勝ち負けって、ものすごく大切なんです。
それを分かった上で言います。
今は勝ち負けよりも、基礎をしっかり頑張りなさい。
基礎がしっかりしている子は、必ず成長します。
基礎力が大きければ大きいほど、今後勝てる試合が増えてきます。
今の君に、「勝ち負けだけ」を求めません。
僕は君が、「今」ではなく、「未来」で勝つことを望んでいます。
これが本音です。
「今の100%」だけど、「未来の君の30%」くらいがいい。
小学生で30%、中学生で50%、高校生で80%、その先に100%があればいい。
これが僕の考え方です。
理想は、高校生で余力を残して、ジュニア世界一。
これが理想です。
こういう選手、まだまだ伸びしろがある選手がいいんです。
目標順位を決めて練習する。
小学生、中学生、高校生、その上と、理想の順位を明確にシュミレーションして練習していくと、目標も目的も分析も見えてきます。
君の夢が僕の夢。
夢が、理想が、形になったら、いいな。
田中信雄