田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

意識は先を見据えて・・・

たまには素でバドミントンしよう・・・

素でバドミントンすることって、あんまりありません。
この前の合宿の朝、生徒が誰も来ていない時間、素でバドミントンしました。
そして、昨日、素でバドミントンしました。
今年は、もう一回くらい、素でバドミントンできるかな?
出来ないかな。

次の日の事も忘れて(考えず)気持ちよくバドミントンすることって、無いんですよね。教えている時には、常に生徒中心に考えているので、自分の素で出来る練習はありません。

きっと僕の感覚で一緒に練習出来たら、みんなバドミントンが大好きになります。だって、練習はきついけど、バドミントンは楽しいです。
きつい先にある「心地よさ」「ランナーズハイ」が大好きなんです。
それを生徒がフルに出してくれたら、そりゃバドミントンは楽しいです。

僕の中では、練習は勝ち負けじゃないんです。
一つ一つ目標があって、その目標が達成出来たら、満足して、次の練習が出来るんです。
達成出来なかったら、ずーと同じ練習をしていたいんです。
僕はそういう練習が好きなんです。

ショット、プレーのシャトルの到達点は、円でも線でもなく、点です。
動きのない中での到達点、動きのある中での到達点、ラリーの中での到達点、試合、ケームの中での到達点、すべてが目標達成出来れば、バドミントンは楽しいです。
出来たら進む、出来なかったら戻る。出来ていても確かめてみる。
僕はこういう練習が好きなんです。

そういう練習の先に、勝つこと、勝利することがあるんだと思います。

昔、実業団の監督が、まじかで「勝つための練習、練習意識」を見せてくれました。
当時教えていた子を見てもらったとき、「君は実業団選手になりたいのか?」と聞かれ、「はい」と答えたその子が答えた瞬間、実業団になる意識、実業団選手の意識を本気で教えてもらいました。
顔色が変わりました。

その子は今年、夢を叶えました。

「勝つ」とは、妥協しない事。
「出来ない」ではなく「絶対にやる」という意識。
出来なければ、夢は叶わない。
夢を叶えるためには、「出来て当たる前」にする練習、意識が絶対なんだと感じました。
僕の考えも変わりました。

僕は、中学生、高校生で実業団に勝っていく子がもって出てこないと・・・って思います。
その世代から、夢や憧れではなく、ライバルになっていかないと…って思います。

僕はそういう練習が好きなんです。

選手経験はなりませんが、指導者として、生徒の夢が叶えられる指導をしていきたいですね。

さあ、今日もバドミントンを楽しみましょうね。

田中信雄