田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

一日中バドミントンしよう・・・

一日中バドミントンしよう・・・

「勝ちたい、強くなりたい」も大切ですが、「一日中、ずーっと、バドミントンしたい」の方が、僕は好きなんです。

昨日、しょうまくんの練習目標は、ラリートータル200回でした。達成するまでは頑張る、達成出来たら練習終了でした。
はやとくんは、初試合に向けて、練習することが目的で、長門先生と基礎練習、試合、練習をしました。長門くんは、自分の練習を目的に、僕と基礎、シングルスをしました。

練習は、チーム全体の目的があります。今回でいえば、個々の目的、目標達成が練習の目的です。それが一致しての練習なので、練習時間、「バドミントンだけ」の練習になります。
練習が達成できたら、自由です。

「やらせる練習」と「自分で考える練習」があります。僕の練習パターンは、半分は「やらせる練習」半分は「自分で考える練習」です。
「チーム全体での練習」が早くできれば、「自分のやりたい練習」に切り替わります。

1回の練習で、すべてをチーム練習にはしません。
だから、チーム練習+自己練習で達成した時点で、その日のこの子の練習は終了してもいいんです。
片付け、ストレッチ、あいさつはチーム練習になります。

まあ、大体チーム練習が長くなり、自分練習が短くなりますが(笑)
これは、まだまだ自分たちで練習していない証拠です。

ジュニアの練習などは、昔からなんですが、1面は「アドバイスコート」を作り、その他のコートを試合コートにします。
これは、試合の中で出来ていないことを練習できますし、ノックなどで強化練習もできます。

試合練習で、課題を見つける。課題を練習する。という練習ができます。

全ての練習を指導者が指示、指導している間は、自分のバドミントンにはなりません。そうすると、自主練習が練習と一貫しません。
そうなると、2つの練習になります。
その練習は「+」になればいいですが、多くの練習は「-」になりがちです。

将来を見据えて練習し、「自分で考えてバドミントンが出来る選手」の育成は、大切な課題です。

そして、一日中バドミントンしたい、しよう、する、できる。
そんなバドミントンが出来たら、いいなと思います。

田中信雄