田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

自信作り・・・

自信作り・・・

頑張って結果が出れば、自信になります。
頑張って、出来て、褒められると、自信になります。
頑張っただけでは、自信になりません。

「叱る、怒る」だけでは成長しません。
そこに意味のある共通認識の「叱る、怒る」であれば、目標、目的になります。
一方通行での「叱る、怒る」では、恨みにしかなりません。

ひどいことを言います。ひどいと思った瞬間、読まないでください・・・

どうせ勝てない子なら、褒めてあげる方がいい。
と僕は思います。
どうせ勝てない子なら、楽しく練習させてあげればいい。
と僕は思います。
たけど、ずっとその子が「勝てない子」とは思いません。
続けていれば、どこかで「勝ちたい、勝てるようになりたい」と必ず思います。
ここまで待ってあげることも必要です。

「勝てない、向いていない、それならやらなければいい。」
そんなことは、他人に言われることではありません。
そんなことを言ったら、僕だって、スポーツが出来ないし、教えられません。

うちのしょうまくんも、2か月前までは、バドミントンお休みしたいと言っていました。今は、「先生、時間があるときはバドミントンお願いします」に変わりました。上手くなないけれど、続けていれば、楽しくなることもあります。
頑張って10回続いたラリー。この前、まぐれで17回続きました。次何回を目標にする?」と聞くと「次は100回」と言っていました。

最初は2回のラリーが目標でした。
それが3回、4回、5回になり、10回です。
100回なんて夢のような話です。
だけど、100回してみたいという目的に変わります。
何年かかるかは分かりませんが(笑)

でも、100回ラリーが出来るようになったら、僕の練習相手になるかなって、そこは楽しみです。
1回が2回になったら、2倍上手くなっています。
1回が3回になったら、3倍上手くなっています。
1回が10回になったら、10倍上手くなっています。
そう考えると、まぐれで17倍上手くなっています。
楽しくて、嬉しくて、褒めてあげることしかありません。

ここからが大事です。
ここから本人が、「前17回続いたから、20回続くまで練習する」となるように持っていくことです。出来てもできなくてもいいんです。そこに向かって頑張ってみることが大事です。
20回を目標にしたら、10回が何回か出来ます。その10回が当たり前になってくれたら、20回も見えてきます。
その繰り返しです。

コーチの皆さん、まずは自信を作ってやることです。
練習したいと思わせることです。
そうなるまで待ってやることも大切です。

自分事で考えてみると、今の2倍上手くなるって、結構大変です。
そもそも、今より上手くなれるかどうかも???です。
こう考えると、子どもってすごいです。
教えている子たちって「夢」があります。

田中信雄