うちの子は、1年生になりました。
週1回のバドミントン。
見事なくらい当たりません。
僕は目から入るタイプで、適当に出来た方なので、うちの子どうしていいかわからないときもありますが、ただ一つ誰にも負けないことは「バドミントンが大好き」なんです。
僕はスポーツに対して、その競技を「大好き」だと思ってやったことがありません。「好き」くらいです。
だから芽が出なかったんですが・・・。
うちの子は、当たらなくても「バドミントンが大好き」なんです。もっと練習したいみたいなんです。
10球中2球当たるかくらいです。0に時もあります。8の時もあります。平均すると2くらいです。
それでも「バドミントン大好き」みたいです。
僕はそれがものすごく羨ましいんです。
0から1になり、1から2ですが、ものすごく時間がかかっていますが、成長しています。
もっと打ちたい、もっと練習したい、もっとバドミントンしたい、もっと頑張りたい、だってバドミントン大好きだもん。僕はこれが羨ましいです。
スポーツセンスは今のところありません。しかし、練習していく中で、奥の奥の奥にある才能が出てくるかもしれません。
僕と違うタイプなので、本当に楽しいです。
ここまで出来ないか…って思います。
だけど、ゆっくりだからこそ、ゆっくり自分のものになるのかもしれません。
そのベースは、気付いた時には、広大な土台になっているかもしれません。
そう思って、今まで色々な子を諦めず指導してきました。その結果は、僕から離れた後でも出ていたりします。嬉しいことです。
その指導スタイルを崩さずに、時間のかかる我が子とバドミントンしたいと思います。
「僕はバドミントンが大好きなんだ」
この言葉に救われます。
田中 信雄