田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

1点、自分のミスの重みを知る・・・

改めて思うこと・・・

 

出来るまで、自信になるまで、試合で使えるまで、

時間をかけて、同じ練習を反復して、

練習することが、やっぱり必要なんですよね。

 

試合で勝っていたり、上手くなっていると、

そういうことを見落として、出来ている、やっている、大丈夫、

と指導者も選手も思ってしまいます。

だけど、そんな中で、100回試合して100回必ず勝つのならいいですが、

100回やって、1回負けてしまうとか、半々とか、あるとすると、

その負ける1回が、勝たなければならない試合にあたることがあります。

そうならないために、

日ごろから、きちんと練習することが大切です。

 

人間だから、大会や練習試合等で勝っていると、

勝たなければならない試合でも、前に勝っているから、勝てるから、

と思って油断ではないけれど、慢心することはあります。

その慢心が負けにつながることも多くあります。

 

試合で負けた時、

腹が立ったり、落ち込んだり、悔しかったりするときは、

格上や同じくらいと思っている相手です。

勝たなければいけない、勝つだろうという相手に負けた時は、

情けないだけです、不甲斐ないだけです。

 

そこで、調子が悪かった、油断したなどで済ませられる選手は、

その後、勝てない選手です。

 

考えてみてください、みんな練習しています。

 

今まで勝っていた、勝てていた相手は、間違いなく強くなってきます。

その伸びしろは、どれくらいあるか分かりません。

 

それを考えて、負けたことは、きちんと認めて、

情けない、不甲斐ない気持ちも、きちんと認めて、

2度と負けないように、確実に実力をつけ、確実に勝てるように、

基礎の基礎から確かめながら、練習していく。

 

まずは、どんな場面でもミスをしない。

そこまできちんと練習することで、一つ一つのプレーを安定させていくことが、

本当に重要です。

 

安定しない、雑なプレーは、100回に1回負けるという恐れが出てきます。

100回やって100回負けない。

あげなくてもいい点はあげない。

そういうことをきちんとやっている選手が、確実に勝っていきます。

 

勝つ選手から、確実に勝つ選手へ。

簡単なミスをしない、安定した選手へ。

やることはたくさんあることを、

指導者も選手も改めて実感できる時間があったとしたら、

そういう時間は、さらに強くなれる、

神様がくれたプレゼントなんだと思います。

 

決めた1点も、相手がミスした1点も、

決められた1点も、自分がミスした1点も、

同じ1点です。

 

本気で勝つためには、自分がミスしてあげる1点をとにかく減らせる。

これを心がけて練習していきましょう。

 

田中信雄 入力H