心が楽になりませんか?
心理学を学んでいた時、
「生徒は教師の好き嫌いはあるが、教師は生徒の好き嫌いはない」と習いました。
僕はなるほど・・・と感じました。
教わる側は、好き嫌いがある。
教える側は、好き嫌いがない。
僕は、この言葉に、心が楽になりました。
教える側は、生徒を平等に指導します。
その子、その子で、みんな違います。
みんな違いますから、指導もみんな違います。
例えば、シャトルランをするとします。
20回の子もいれば、50回、70回、100回を超える子もいます。
20回の子に100回頑張りなさいと言えば、平等ではなくなります。
100回の子に20回でやめなさいと言えば、それも平等ではなくなります。
その子、その子で、みんな違うんです。
その子に適した目標、目的、練習強度を提示してあげること、
これが、平等なんです。
2時間練習・・・
1時間は全体練習、1時間はクラス分け練習。
教える方は、教わる方をしっかり見て、理解し、接する必要があります。
とはいえ、何でもかんでも一人でする必要はありません。
教える方は、教わる方に、好き嫌いはありません。
教わる方は、教える方に、好き嫌いがあります。
これって、教える方は、心が楽になりませんか?
田中信雄