同じ練習するなら・・・
才能を引き出すものは、練習です。
練習強度と練習量、どちらも必要です。
練習量は、単純に日数と時間です。
練習強度は、内容です。
僕は、バドミントンで必要な内容は、指導力はもちろん大切ですが、
使う道具、特にシャトルの質だと思っています。
どんなにいい指導、どんなにいい練習内容があったとしても、練習球や試合球が悪ければ、上手くはなりません。
初心者ほど、いいものを使う。
これは、バドミントンだけではなく、どの分野も同じかもしれません。
多くのクラブ、選手を見てきて、「上手くなる子」とたくさん出逢ってきましたが、指導方法や練習メニューなど、大まかな所では、どの指導者も先生も、変わりません。
技術指導や言葉がけなど、細かいことを言えば、代わりますが。
同じ内容の練習をしても、同じ内容にならない場合は、シャトルも考えてみるといいでしょう。
実際、ノックを上げていて、のってくる練習球と、のってこない練習球があります。試合練習も同じです。
選手自身、保護者の方や先生方、我が子、我が生徒の事を考えると、シャトルの事を相談し、考える事は必要かなと思います。
シャトルが変えあれば、練習強度は変わります。
練習強度が変われば、伸び率も変わります。
伸び率が変われば、勝てる可能性も増えてきます。
そして、生徒に言い訳をさせない。
このシャトルで練習していて、出来ない、打てないは、言えない。
走りなさい、筋トレしなさい、素振りしなさい、練習しなさい、とは言いませんが、感じさせます。
感じ取る子は、短いスパンでもどんどん上手くなっていきます。
特に、高学年や中高生は、ノック球や試合練習球は、大切です。
ノック球など、結構確保するのが大変です。
高学年や中高生の保護者の方は、試合だけではなく、練習も実際に見てみるといいです。シャトルの消費量を見ると、納得できると思います。
田中信雄