中体連部活移行クラブチームで参加してみて・・・1
中体連部活移行クラブチームで参加してみて、2年目にはいりました。
1年間やってみて感じたことは、
①大会に出られる選手(団体戦なら7人登録、個人戦ならシングルス2、ダブルス2)
が決まっているので、選手を増やしにくい。
②登録選手がぎりぎりになるので、運営が大変。
③学校の部活とクラブチームがごちゃまぜになりがちで、
チーム(選手・保護者・指導者・協力者)としてまとまりにくい。
④コーチの確保、謝礼など、最低限の必要経費が確保できない。
⑤練習場所、練習会場の確保、その必要経費がかかる。
⑥指導者の経費
資格取得、資格更新、資格講習会、審判員登録、県登録、スポーツ保険、
練習に対する必要経費、道具、ガット、謝礼、交通費、その他など、
登録するために、資格関係、その他の経費がかかりすぎる。
よいところ・・・
①少人数での練習になるので、競技に特化した指導ができる。
②専門の資格を持った指導者が指導に当たるので、専門的な指導が受けられる。
③目標・目的が決まった状態でバドミントンに取り組める。
監督として気を遣うこと・・・
①大会に出られる人数内の時は、みんな試合に出られるので、問題ありませんが、
試合に出られない子がいる時に、気を遣う。
例えば、団体戦ダブルス、シングルス、ダブルスの場合は、主力は5人の場合、
6人、7人登録で、必ずしも平等に試合に出せない。
②個人戦シングルス2、ダブルス2の6人がレギュラーになれるが、
出られない上級生も出てくる。
③区大会・市大会・県大会と大会が上がるにつれて、
出場できる選手は減ってくる。
*部活も同じなんですが、うちのように部活がない子の集まりのクラブなので、
強い子の寄せ集めではないので、まだ、って感じはありますが、
上手くは言えませんが、色々考えます。
クラブ立ち上げは、すごくと難しいわけではありません。
ただ、それを継続する、運営する、そういった部分は、かなり大変だと思います。
うちも、ジュニアクラブ、中・高生、一般と、いろいろな参加者さんが、
いてくれるから、シャトルなども回りますが、
中体連という枠だけで、運営しようと思ったら、
中学生の県大会レベルの子がいると、シャトル代だけでも、
1回の練習で、時間にもよりますが、数千円かかります。
ここに会場費、交通費などはいってくると、
1回の練習で、1万を超えることもざらです。
攻撃練習をすれば、ノック球もすぐに傷みますし、
試合練習も、安いシャトルを使えば、数がかかり、高いシャトルは高い。
どちらにしても、かかります。
中学生は、弱い子でも、それなりにパワーがあります。
6人いて、3面あれば、2人で1面使えますが、
それだけシャトルも必要になります。
毎回ノック球を2ケース持っていきますが、
ノック球も、新球を使わないと生まれませんし、
実は結構大変です。
人数が少ないから、参加費も高くなる。
高くなると、練習内容、練習強度、試合結果は求められる。
求められる、経費が高くなる。
この丁度いいが、なかなか難しくなります。
シャトルも1本が3500円~6000円くらいします。
県大会組で1時間新球だけを使ってデータを取ったとき、
攻撃&守りの練習をすると、いいシャトルで3つ~4つ使いました。
5分スマッシュを打ち続けると、スマッシュ&リターンで60回とかになります。
バドミントンをしている人ならわかると思いますが、
県大会レベルの子がフルスイングで、60回打つと・・・です。
1個300円~500円のシャトルが、1時間で数個使われます。
試合練習や、パターン練習も同じです。
もちろんつなぎの練習だと長持ちします。
バドミントンの必要経費は、人数ではなく、
コーチ数×時間×練習内容×練習強度になります。
極端に言えば、6人3コートでも、100人3コートで一緒です。
試合練習で1コート4個、3コートで1時間12個/1本使えば、
約5000円×2時間だと10000円。
100人だと100円、6人だと、1667円。
あくまでも試合をしたシャトル代です。
(中学生、高校生、大学生、一般の中級者、上級者で考えた場合の消費です)
上記は分かり易く計算しました。
バドミントンをやったことがない人は、1個500円もするシャトルは、
ずっと使えるんじゃないの?と思います。
僕も、専門的にやったことのない県レベルの競技は、そう思います。
高校野球やバスケットボール、卓球やテニスなど、一生は極端ですが、
相当使えるんじゃないの?と思います。
そのレベルでやったことがないと、そう思います。
サッカー、バレーボールは、大学の時に関わっていたので分かります。
トップレベルでなければ、スポーツ指導員をしていたので、だいだい分かります。
とりわけ、バドミントンは昔に比べて、消耗品にかかる経費は、
1番増えているのかもしれません。
まあ、シャトルです。
こういった部分から、どのスポーツも同じですが、
中体連部活移行クラブチームで参加してみて、
いい部分もあれば、難しい部分、大変な部分もあります。
クラブチームとして、継続して参加させてもらうためには、
練習場所、必要経費、会場費、保護者、指導者の協力と理解など、
負担軽減をどう解消するかで、違うと思います。
専門的な指導として、塾感覚でのスポーツ指導という考え方になれば、
塾や習い事と同じように考えてもいいと思いますし、
部活を地域に移行するという方針なら、補助をどこまで国や自治体が考えていくか、
ということになります。
地域クラブの有資格者と部活指導員を同じに考えて、
国や自治体が部活指導員と同様に、面接等をして、準公務員扱いにすれば、
部活地域移行は、進んでいくと思います。
部活個人、クラブチーム丸投げ移行になっているから、
進んでいかない、継続しない部分も出てくると思います。
学校の先生と同じ立場での部活指導員導入は、すごくといいと思います。
ここに、クラブチームの有資格者も部活指導員と同様にする。
という形が取れれば、部活地域移行は、この先、上手くいくのかもしれません。
田中信雄、恩師の社会体育専門の小谷寛治を持ち、師事。
田中信雄