全ての面で・・・
自分のバドミントン+相手の嫌がるバドミントン。
この二つが出来ると、勝てる選手になっていきます。
相手が嫌がるバドミントン、相手の苦手なバドミントン、これをするためには、すべてのショットを確実に出来るようになることが大切です。
と同時に、自分の持ち味を発揮することも大切です。
自分のバドミントンで勝っていける場合には、フルに自分のバドミントンで戦えばいいと思います。
しかし、自分のバドミントンでは勝てない場合、戦術、戦略、攻略など、相手のバドミントンを崩す戦い方が必要になります。
A①、攻撃が好きだけど、守りも出来る選手。
A②,守りが好きだけど、攻めも出来る選手。
B①、攻撃しかできない選手。
B②、守りしかできない選手。
Aの選手は、勝つことができます。しかし、Bの選手は勝つことに苦しみます。
バドミントンは、オールラウンドにショットやプレー、ラリーを出来なくてはなりません。
「苦手」を作らない。「出来ない」を作らない。
「得意」を作る。「出来る」を作る。
自分のバドミントンで勝てている時は、自分のバドミントンをすればいいと思います。
勝てなくなった時、勝たなくなりそうなときは、自分のバドミントンにこだわるのではなく、勝つためのバドミントンに変えていくことが大切です。
県内では勝てる、しかし、全国では勝てない。そうすると、県内では今までのバドミントンでもいいかもしれません。しかし、全国になると、勝てるバドミントンに変える必要があります。
すべてのスピードを上げる事、すべてのプレー、ショットを安定させること。
そして、体力、精神面で負けないこと。
戦術、戦略、攻略などの分析が出来る指導者がいること。
頑張るとか、気持ちも大切です。しかしそれだけでは勝てません。
勝つためのプロセスを持ち、戦うことも大切です。
強い選手は、研究されます。
どんなに強くても、ずば抜けていない限り、攻略できる欠点が必ずあります。
1位でいることは、本当にすごいことだと思います。
ずば抜けてすごいと思います。
田中信雄