人には心があります。その心をなしにしたら、スポーツに感動はありません。
「選手を選らべるチーム、選手を選べないチーム」二通りあります。
野球なら、部員が１００人いるチームと９人しかいないチームとでは、違います。サッカーなら、部員が１００人いるチームと１１人しかいないチームとでは、違います。バドミントンなら、部員が６０人いるチームと５人しかいないチームとでは、違います。
そして、部員の能力でも、違いがあります。
指導に「芯」はなくてはなりません。しかし、その方法でしか指導できないとしたら、その指導者は勉強不足かもしれません。
強くなりそうな子を指導して、結果を出すことは、そんなに難しい事ではありません。そうでない子を指導して、結果を出す方が何倍も難しいです。
指導者が多くなると、その方向性、考え方は様々です。
それはそれでいいと思います。しかし、どんなに優れた指導者であっても、初心者(ゼロ)スタートの指導は、時間がかかると思います。
時間をかけて、教えた先に、結果があるのだと思います。
田中信雄
