田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

楽しむだけならやめなさい。本気で勝ちたいのなら続けなさい

うちわ・・・

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楽しむだけなら
やめなさい
本気で勝ちたいのなら
続けなさい

のぶお

こんなことをいうと、人間性を疑われますが、僕は「強くなる子」が好きです。
逆に言うと「強くさせられる子」が好きです。

今日、強くなる。今日、出来るようになる。それは求めすぎです。僕の求めているものは、試合で出来ることです。試合までのサイクルで、練習を考えます。

正直、試合まで10回練習があります。初めの1回2回で出来た子は、結構試合で出来ません。だけど5回6回で出来た子は試合に間に合います。
8回9回までかかると、試合で不安になります。

笑えない話ですが、女子だと僕のバドミントンをやってくれる子に限って僕のことが大嫌いです。
心あたりはありますが、厳しかったり、出来るまでしつこかったり、嫌と思うことを言ったり、態度悪かったり、まぁいろいろなんでしょう。
大概、嫌われていると思います。

だから、どうしたって話なんですが・・・
それで賞状とってくれたら、全然気にしません。

単純に、どうでもよかたら、すごくと優しく教えられるんですが、そこに試合が入ってくると、ついつい勝ちを求めてしまいます。

ただ、練習するか、しないかは、本人だと思います。
僕もただ走るだけ、ただ素振りするだけ、ただフットワークするだけだと、バドミントンは、まったく楽しくありません。

そこに試合や練習で、体力面、技術面、精神面が必要足りてないついていけないもっといいバドミントンがしたい、と思うから、「ただ」が「ただじゃない」になります。

高校生の生徒と同じメニューをすることがあります。
もちろん体力や実力によって、強度、本数は変えます。

一緒に練習する理由・・・

練習メニューを組んで、練習していて、「つらい、しんどい」と思います。自分で作っておきながらそう思います。
だけど、それを生徒はこなしていきます。
「オレの3倍しようか」というと、こなします。

一緒に練習すると、個のレベルアップ本数が見えてきます。
僕が12本×5セットのところを、24本×5セットだったり、12本×10セットだったり、24本×10セットだったり、個によって変わります。
個の限界によって、レベルアップ本数は変わります。

生徒がいっぱいいっぱいの僕を見て余裕でこういうんです。「もっと練習メニュー優しくしましょう」って。「優しくしません」と即答しますが・・・。
生徒も「きつい」と言いつつ、僕の2倍、3倍をしていくので、さすがだなと思います。
まだいけそうなので、本数そのままで強度、スピードを上げて、もっと「きつく」できますね(笑)
楽しみが増えます。ニコニコ

「楽しむだけならやめなさい。本気で勝ちたいのなら続けなさい」
試合に出たり、強くなりたいという子には思います。
同じ練習するのであれば、強くさせたいし、強くなってもらいたいです。

田中 信雄